という論文を読み込んでいるんですけど、SWB(Subjective Well-Being)というのが、今一つ肚に落ちてこなくて、ちょっと調べていました。
で、纏めてみたのですが、驚きました。
そっかー、幸福って定義なしで使っていいんだぁ、と、今さらながら気がつきました。
特に上の表で興味深いのが、(A)認知的幸福です。
これ、「自分で定義した幸福」を使って、自分の幸福をチェックする、というものです。
これは、他者を観測することによって、自分の中に『厳しいチェックリスト』を作成して、自分の幸福を自己採点して、自分で自分に落第点を付ける、というものの正体だと思います。
なるほど、主観的幸福とは、主観的不幸と同義になり得る、ということが理解できて、深く納得しています。
「他人との比較は、地獄への道」ですね。
の中で、
―― 狂気だけが才能を越える
と記載しましたが、もしかしたら、
―― 狂気だけが幸福に至る道である
とも言えるかもしれません。