の、プロローグを書いてみました ーー いや、ChatGPTに書いてもらいました。
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プロローグ
――世界一危険な握手
ドナルド・トランプが、俺の目の前に立っている。
背が高い。声がでかい。
テレビで見たまんまの男が、軍事境界線のこちら側で、満面の笑みを浮かべている。
「Great to meet you.」
ああ、そうだろうな。
そっちは「歴史的瞬間」だ。
だが、こっちは生存確認作業だ。
俺は金正恩として、彼の手を握る。
――この握手が失敗したら、
帰国後に俺を殺す人間が三桁単位で増える。
そういう意味で、人生で一番重い握手だった。
周囲では、将軍たちが直立不動で息を殺し、
党幹部は「今この瞬間をどう利用するか」を計算している。
カメラの向こうでは、世界が息を呑んでいる。
だが、俺が考えているのは、ただ一つ。
「今日を生き延びられるか」
それだけだ。
正直に言うと、
俺はこの国の未来なんて、どうでもいい。
国民?
悪いが、顔も名前も一致しない。
国家?
舞台装置だ。
革命?
テスト範囲外だ。
俺の関心は、
俺が殺されないこと
それだけ。
それなのに、どうして俺は今、
アメリカ合衆国大統領と笑顔で写真を撮っているのか。
……それを説明するには、
少し時間を戻す必要がある。
理由は分からない。
本当に分からない。
事故でも、神でも、トラックでもない。
ある日、俺は高校生だった。
次の瞬間、俺は金正恩だった。
ベッドは広く、天井は高く、
起きた瞬間から周囲の人間が俺を恐れていた。
最初に理解したことは二つ。
一つ。
ここでは、弱いと死ぬ。
二つ。
善人でも死ぬ。
だったら、選択肢は一つしかない。
「俺だけが、生き残る」
それ以外は、全部後回しだ。
外交?
必要だ。
内政?
やらないと死ぬ。
核?
あると殺されにくい。
ミサイル?
飛ばすと騒がれるが、
飛ばさないと内部が騒ぐ。
暗殺?
正直、やりたくはない。
だが、やらないと俺がやられる。
だから、やる。
倫理?
あとで考える。
理想?
帰れたら考える。
トランプは、俺の目を見て、
「You are a smart guy.」と言った。
……まあ、そう見えるだろう。
実際には、
俺はこの男の性格を分析して、
「怒らせない」「持ち上げる」「難しい話をしない」
という三点セットを徹底しているだけだ。
この人は、理屈で人を殺しに来ない。
プライドを撫でておけば、
少なくとも今日、ミサイルは飛んでこない。
それで十分だ。
文在寅?
いい人だ。
だが、信用はしない。
この国の「普通」を、
彼は知らない。
ここでは、
善意は死亡フラグだ。
習近平?
あの人は違う。
あの人が「もういい」と思った瞬間、
俺は消える。
だから、逆らわない。
だが、寄りかかりすぎもしない。
――全部、俺の生存確率の計算だ。
周囲の幹部たちは、
「国の威信」「民族の尊厳」「歴史的使命」
そういう言葉を口にする。
便利な言葉だ。
だが、俺は知っている。
この国で一番俺を殺しやすいのは、
外国じゃない。
身内だ。
軍。
党。
秘密警察。
血縁。
全員、俺が倒れた次の椅子を見ている。
だから俺は、
笑顔で核を持ち、
平和を語りながらミサイルを撃ち、
改革のふりをしながら粛清をする。
全部、
俺が生き残るためだ。
トランプが、カメラに向かって親指を立てる。
世界は拍手する。
歴史的瞬間?
好きに言え。
俺はただ、
今日も生き延びたことに安堵しているだけだ。
この国がどうなろうが、
正直、知ったことじゃない。
俺が帰れるなら、
全部燃えても構わない。
だが――
皮肉なことに、
俺が一番「この国を壊さないように」
慎重に動いている。
なぜなら、
国が壊れたら、俺も死ぬからだ。
これは、
英雄の物語じゃない。
改革者の物語でもない。
世界を救う話でもない。
ただ一人、
元の世界に帰りたいだけの高校生が、
世界一危険な椅子に座って、
必死にしがみついている話だ。
――さて。
次は誰が、
俺を殺しに来る?
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よく分からんが、こんな感じでいいのですかね?
もし、続きが読みたい人が、3人くらいいたら、前向きに検討します。
すでに、内政と外交で登場人物50人、事件30件ほどをピックアップしています。
ちなみに、ChatGPTからは『以下の本を読んでおけ』と言われています。
📘 日本語や国内で買える書籍(北朝鮮政治・人事・事件)
1. 『金正恩の機密ファイル』(城内康伸)
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出版:小学館新書
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内容:元北朝鮮担当記者が、独自取材・内部資料を基に金正恩政権の人事・政策・外交・サイバー攻撃まで幅広く描いた解説書。北朝鮮内部の権力構造の理解に役立つ。F-SIGHT
2. 『北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか』(惠谷治)
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出版:小学館101新書
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内容:金正恩政権の内部抗争・軍と党の関係、過去の未確認のクーデター未遂の噂なども含め、制度と内部力学を分析している。政権内部の人事・事件の背景理解に便利。紀伊國屋書店
3. 『北朝鮮の内部文書集 第1巻』
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出版:地人書館
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内容:戦後すぐの北朝鮮内部文書の邦訳集。戦後の権力構造・初期政治の形成を知る一次資料として重宝する。chisen.co.jp
4. 『北朝鮮を解剖する:政治・経済から芸術・文化まで』
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出版:慶應義塾大学東アジア研究所 編
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内容:複数の日本人研究者による共同研究書。党・軍・経済・文化の内部を包括的に分析しており、体制理解に役立つ。NK News - North Korea News
📘 日本語で取り寄せ可能な邦訳・関連書籍
(以下は邦訳版または日本で購入・取り寄せ可能なものが多い著作です)
5. 『The Sister: North Korea’s Kim Yo Jong, the Most Dangerous Woman in the World』(英著・邦訳流通あり)
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著:Sung-Yoon Lee
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内容:金正恩の妹・金与正の伝記。本国の政策決定・人事権への影響力が詳細に描かれる。ウィキペディア
6. 『Under the Loving Care of the Fatherly Leader』(Bradley K. Martin)
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内容:金日成・金正日の個人的統治スタイルとクーデター・粛清の歴史を詳細に追う名著。邦訳や関連解説書が国内でも紹介されていることが多い。Five Books
📘 補助資料として役立つ関連書(英語含む)
これらは日本国内で洋書として取り寄せ可能で、内部政治・人事配置・外交政策・粛清プロセスの理解を深めるのに役立ちます(フィクション取材資料としても有効)。
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North Korea: A History(Michael J. Seth)
→ 北朝鮮の成立から現代までの政治史。人事・粛清・権力掌握の軌跡を通史的に学べる。listmuse.com -
North Korea: What Everyone Needs to Know(Patrick McEachern)
→ 統治構造、外交・軍事政策を平易に解説。listmuse.com -
Accidental Tyrant: The Making of the Darkest Figure in Korean History(Fyodor Tertitskiy)
→ 金日成の権力掌握と体制構築を分析。家族独裁の原点理解に。フィナンシャル・タイムズ