だから、不愉快な上司には、「パワハラだ!」と叫ぶことで、その状態を確定させられます。
私が、研究所の特許業務で、20年以上も「パワハラの当事者」であったことは、ここに記載しています。
It is stated here that I have been a "participant in power harassment" for more than 20 years in the patent business of the laboratory.
で、まあ、このコラムで、
Well, in this column, I am developing the theory of
「我々は、だれもがパワハラの加害者になることからは逃げられない」
"We cannot escape from being the perpetrator of power harassment."
という論を展開しています。
私は、別に、「パワハラを一般化して、自己弁護をする」という意図はありません。
I have no intention of "generalizing power harassment and defending myself".
ただ、パワハラの当事者は、全員、「自分がパワハラをしている」などということを夢にも思っていないということです。
However, all the parties to power harassment do not dream of "I am doing power harassment".
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最近、私、量子論的思想にすっかり汚染されていますが ――
Recently, I have been completely contaminated with quantum theory.
『我々は、その存在が「パワハラ」と「非パワハラ」が併存している状態にある』
"We are in a state where" power harassment "and" non-power harassment "coexist"
『しかし、その存在を「パワハラ」と観測した瞬間、その人間は「パワハラ」を行う人間として確定する』
"However, the moment we observe its existence as "power harassment", that person is confirmed as a person who performs "power harassment""
ということです。
だから、不愉快な上司には、「パワハラだ!」と叫ぶことで、その状態を確定させられます。
Therefore, you can label your unpleasant boss by yelling "Power harassment!".
さらに、社内のコンプライアンス機関や、訴訟によって、その人の「パワハラ」を社会的にも認定させましょう。
In addition, the person's "power harassment" can be socially recognized by an in-house compliance agency or a lawsuit.
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逆に言えば、「パワハラだ!」その一言で、その人がパワハラであることは、確定し、もうその状態を変えることはできなくなります。
Conversely, "She/he will do power harassment!" with that one word, it is confirmed that the person is power harassment, and it can no longer be changed.
だから、そこの一言は濫用してはなりません。
So we don't have to abuse that word.
ただ、必要な場合には、行使しなければなりません ―― 世界で一番大切なものは自分自身だからです。
But if you need it, you have to exercise it. Because the most important thing in the world is myself.
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で、私は、『特許業務のパワハラメーカ』ということで、確定しています。
So, I have been confirmed as a "power harassment maker for patent business".