こぼれネット

今の『孤食の江端』からは(私ですら)想像もできないのですが ―― ゼミ生たちと一緒になって、騒ぎながら食べるお好み焼きは、本当に美味しかったのです。

「人生最後に食べる食事」というのを、心から真剣に1分くらい考えたことがあります。

I once thought sincerely and seriously for about a minute about "the last meal of my life."

自分でも驚いたのですが、意外なモノが心に浮んできました。

To my own surprise, an unexpected meal came to mind.

―― 京都等持院駅にある『お好みジャンボ』の『お好み焼き』

"Okonomiyaki" at "Okonomiyaki Jumbo" at Kyoto Tojiin Station

学生時代の京都を、「和菓子」で思い出すような奴は、いないと思います(思いたい)。

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私、修士2年生(研究室のゼミの中で最年長)の時、ゼミ室に残っている全員分のお好みやきを買いに、自らバイクを出して、10人分くらいのお好み焼きを、テイクアウトして持ち返っていました。

When I was a second-year master's student (the oldest in my lab's seminar), I had taken my bike out to buy okonomiyaki for everyone remaining in the seminar room and had brought back take-out okonomiyaki for about 10 people.

今、GoogleMapでルート検索したのですが、結構な距離がありました(バイクで往復30分)。

I just searched the route on GoogleMap and it was quite a distance (30 minutes round trip by bike).

大学在学中、結構な頻度で通っていた、という記憶があります。

I remember that I went there quite often while I was in college.

今の『孤食の江端』からは(私ですら)想像もできないのですが ―― ゼミ生たちと一緒になって、騒ぎながら食べるお好み焼きは、本当に美味しかったのです。

I can't imagine (even I can't) from the "solitary Ebata" of today -- the okonomiyaki was really delicious with getting together with the seminar students and making a lot of noise.

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本日、今通っている大学のゼミの新人歓迎会に参加させて頂き、同じくゼミ室でピザを食してきました。

Today, I attended a welcome party for newcomers to the seminar at the university I currently belong, and had pizza in the seminar room with them.

出席者の半分くらいは、国際留学生だったので、この機会に『日本/日本人に対して言いたいこと』を聞き出し回っていました ―― コラムのネタの仕込みも兼ねて。

About half of the attendees were international students, so I took the opportunity to go around asking them what they wanted to say to Japan/Japanese people -- as well as preparing material for my column.

後日、このお話もしたいと思います。

I would like to talk about this later.

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ともあれ、彼らが、私と同じように、このピザの味が、「最後の食事」としてエントリーされるような思い出になるといいんだけどな、と思いながら、このパーティを眺めていました。

Anyway, I watched the party, hoping that they could remember the taste of pizza as the "last meal", like me.

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