『私の息子が異世界転生したっぽい』を読んで、衝撃を受けました ―― 嗚咽を堪えなければならないほどに。
『私の息子が異世界転生したっぽい』を読んで、衝撃を受けました ―― 嗚咽を堪えなければならないほどに。
When I read "My Son Seems to Have Been Reincarnated in Another World," I was so shocked that I had to hold back my sobs.
私たちは、誰しも、
We all are,
- 自分の愛する人が、現世以外のどこかに転生すると思わなければ、耐えられないほどに弱く、
- weak enough to have to believe that their loved ones will be reincarnated somewhere other than this life,
- 『苦しんでいる人に手を差し延べる』という自己満足で、自分自身を救済しようとする卑怯者である
- cowards who try to save ourselves with the self-satisfaction of "extending a helping hand to the afflicted."
ことが、残酷なまでに描かれています。
These are brutally depicted.
そして何より、
And above all,
- 子供を失った親の『慟哭』
- "Lamentations" of a parent who has lost a child
が、胸を抉ります。
That makes me break my heart.
私は、このコンテンツを、エンタメとしての異世界ファンタジーに対するアンチテーゼ ――
I grasped this content as the antithesis of otherworldly fantasy as entertainment. That means,
『現世に残された人間を取り残し放置し続けていることに対する非難』として把握しました。
"A condemnation of the continued leaving behind and neglect of those left behind in this world."
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たとえ、カルトに入信しようとも、それらは、私たちを救うことはできない。
Even if we join a cult, they cannot save us.
自分を救えるのは、結局のところ、自分だけである。
Only I can save myself, after all.
そして、そのような苦しみの中にある人たちに対して、私たちができることは、『誰も助けられない自分の無力に、憎悪し、歯軋り続けることだけ』である。
And to those suffering, all we can do is 'continue to hate and gnash our teeth at our inability to help anyone.
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という訳で、私の場合、
So, in my case,
『自分がラクになりたくて、私を助けようとする人』 ―― まあ、そんな奇特な人はいないと思いますが ――
People who try to help me because they want to make themselves feel better" -- well, I don't think there's anyone that special,
そのような方のご登場は、慎んで御遠慮申し上げます。
I respectfully ask that such persons refrain from coming to me.
―― なんだ、これなら、「幸せな来世の為に、現世で功徳を尽くせ」と主張している宗教(カルトを含む)の方が、まだマシじゃねーか