ニュートリノ「光より速い」は誤り?
ニュートリノが「光より速い」の実験結果は、装置の接続不良による誤りだった可能性があるそうです。
私は、「ニュートリノの高次元空間通過説」を期待しているので、追試による検証が待たれます。
# けど、5月の再実験は長いなぁ。
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GPSの研究をやって分かるのですが、光の速度って実際遅いんですよ。
1ナノ秒に30cmしか進まない。
はっきり言って「のろい」。
この程度の速度に拘束されて、宇宙空間の大部分に行くことができないなんて、本当に悲しいことです。
私は、ジェームズ・P・ホーガンの「創世記機械」の愛読者ですから、せめて生きている間に、亜空間移動の可能性を信じて、あの世に逝きたいのです。
それはさておき。
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仮に今回の実験が測定誤差であったとしても、GPSの時刻精度に関する関心が高まったという点は、よかったと思います。
700km離れた地点で5ナノ秒という同期精度を作り出せることに、世界は驚愕・・・していないかな。
皆、あんまり興味ないか。
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今仕事で、時刻同期のことを調べているのですが、サブマイクロ秒(100ナノ秒オーダ)の精度の信号(1パルス/秒 1PPS)を出すGPSモジュールが、1800円で購入できることを知りました。
高感度GPSで、アンテナなしで屋内で時刻同期信号を作れて、しかも1PPSのピンが剥き出しで出ているという、いたれりつくせりのモジュール。
時刻同期システムのパラダイムシフトは、意外に早くやって来るかもしれません。
(屋根を貫いて)宇宙から時刻を貰えるのであれば、QoSが常時変動するネットワークを使った時刻同期(NTP、IEEE1588等)なんぞ、不要になるからです。
なんたって、1PPSピンを具備したGPSモジュールを、機器に乗っけるだけでいいんだから。