シュタインズ・ゲート
私は愛想が悪いですし、仕事をしているとき「黒いオーラ」を出していると、家族全員が証言しています。
確かに、仕事中の私に声をかけるのはリスクがあるかもしれない。
「いらんこといって怒られたら損だ」と思うのは、ある程度やむを得ないと思います。
特に、若手研究員が、古参の主任研究員にプライベートな話をすることに、躊躇があるというのも理解できます。
しかし・・・、しかしだ。
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○「時をかける少女(筒井康隆)」「無限回廊(小松左京)」「未来からのホットライン(ジェームズ・P・ホーガン」「果てしなき流れの果てに(小松左京)」「JIN(村上もとか)」、その他多数の、時空間を取り扱う著作または映画・ドラマに関して、数多くのコメントを発表してきたこと。
○私が前世紀(1999~)から、時空間に関するメッセージ通信の研究を続けてきたこと
○「過去へのメール転送」という概念の特許発明の発明者であるということ
を、知っているハズだ。
# いや、知っていなければならない。
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なのに、若手研究員の諸氏は、何故、この私に、
アニメ「シュタインズ・ゲート」
のことを教えなかったか。
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先日の深夜、偶然に第22話を見て、大パニックを起こしてしまいました。
慌てて、著作権管理の甘い隣国のビデオサーバにアクセスをして、第1話から第21話までの全話を、自宅LANのルータのLEDが凄い勢いで点滅しているのを確認しながら、パソコン4台のCPUが振り切れているのにも構わずに(実際に2台がダウンした)、突貫的に視聴を続けました。
この3日間、私の平均睡眠時間は4時間を切っています。
当然、この後、正当なルートでDVD等も入手し、家族にも視聴を強制する予定です。
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それにしても、見事だ。
ここまで周到なタイムパラドックスを考案したこと、そして、そのタイムパラドックスの解除方法をも提示していること。
そして、その解除方法が、魔法のような手段ではなく、本当に「泥臭く」「人間臭く」、そして「説得力がある」こと。
私の中では、文句なしに、最高の「時空間アニメーション」と評価できます。
# 秋葉原で登場するビル、毎週のように通っているしなぁ(事業部が入っている)
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という訳で、特に、若い皆さん。
「時空間」を取り扱うコンテンツであれば、それが何であれ、その内容、種類、メディア、公序良俗、いずれの条件にも拘束されることなく、躊躇なく私に報告して下さい。
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それはそうと、「D-mail」を発明したのは、岡部倫太郎でもなく、牧瀬紅莉栖でもありません。
私です。
しかも、「世界線を移動させることなく、過去にメールを送れる」という、優れた効果もあります。