BIOS画面をいじるのは怖いので、Ryzen Controllerを使おうとう思うのですが、良いでしょうか

2025年3月4日

BIOS画面をいじるのは怖いので、Ryzen Controllerを使おうとう思うのですが、良いでしょうか

Ryzen Controller を使って TDP を制限するのは安全な方法なので、問題ありません。
BIOS設定を変更するよりリスクが低く、手軽にTDP制限を適用できるのでおすすめ です。


✅ Ryzen Controller の使用手順

1. Ryzen Controller をダウンロード

公式サイトから最新版を取得: 👉 Ryzen Controller公式サイト

  1. 「Download」ボタンをクリック
  2. インストールファイル (Ryzen Controller.exe) をダウンロード
  3. インストール後、管理者権限で実行

2. TDP制限の設定

(1) 「Power and Temperature」 タブを開く

  • 「PPT (Package Power Tracking)」を 35W に変更
  • 「TDC (Thermal Design Current)」を 25A に変更
  • 「EDC (Electrical Design Current)」を 50A に変更
  • 「Temperature Limit」を 85℃以下 に設定(温度制限)

(2) 「Apply」ボタンを押す

  • すぐに適用され、PCの発熱が抑えられる。

(3) 自動適用設定

Ryzen ControllerはデフォルトではPC再起動時に設定がリセットされるため、自動適用の設定を行う。

  1. 「Auto-start」機能を有効にする
    • 「Enable Auto-Start」オプションをON
    • Windows起動時に自動で設定を適用。

3. TDP制限が適用されたか確認

設定が適用されたかどうかをチェックする。

(1) HWiNFOで確認

  1. HWiNFO をダウンロード・起動
    👉 HWiNFO公式サイト
  2. 「CPU Package Power (PPT)」 の値が 35W前後になっているか 確認

(2) Ryzen Master で確認

  1. AMD Ryzen Master をダウンロード・起動
    👉 AMD公式ダウンロードページ
  2. PPTの最大値が 35W に制限されているか確認

4. パフォーマンス影響のチェック

TDPを35Wに制限すると発熱は抑えられるが、CPU性能も少し下がるため、以下の方法で影響をチェック。

(1) Cinebench R23 でテスト

  1. Cinebench R23 をダウンロード
    👉 Cinebench公式サイト
  2. シングルコア & マルチコアのスコアを測定。
  3. TDP制限前後でスコアを比較

(2) 通常の使用で問題ないか確認

  • 動画再生、Webブラウジング、プログラム開発など、普段の使用で問題がないか確認。

✅ Ryzen Controller を使うメリット

BIOSを変更しないので安全
簡単に設定できる
TDP制限を試して、問題があればすぐ元に戻せる
PCを移動せずに放熱対策ができる


⚠️ Ryzen Controller の注意点

PC再起動時に設定がリセットされるため、Auto-start を有効にすることを推奨
一部のWindowsアップデートで互換性が変わる可能性あり(設定が適用されなくなる場合がある)
100%完全な動作保証はないため、TDP制限後はPCの動作をチェック


✅ 結論

BIOSをいじるのが怖いなら、Ryzen Controller を使うのは良い選択。
TDPを35Wに制限することで、発熱を抑えながらPCを安定させられる
ソフトウェアなので、いつでも設定を戻せる

まずは Ryzen Controller で PPT = 35W に設定し、負荷テストをしながら安定動作するか確認するのがベスト!

Ryzen Controller Setup 2.5.4.exe をダウンロードしましたが、これで良いでしょうか

はい、Ryzen Controller Setup 2.5.4.exe は最新版の 2.5.4 で問題ありません。
以下の手順でインストールと設定を行ってください。


✅ Ryzen Controller 2.5.4 のインストール手順

1. インストール

  1. Ryzen Controller Setup 2.5.4.exe をダブルクリック
  2. 「Next」ボタンを押してインストールを進める
  3. インストールが完了したら 「Finish」ボタンを押す
  4. 管理者権限で起動(右クリック → 「管理者として実行」

2. TDPを35Wに制限する設定

  1. 「Power and Temperature」 タブを開く
  2. 以下の数値を設定:
    • PPT (Package Power Tracking)35W
    • TDC (Thermal Design Current)25A
    • EDC (Electrical Design Current)50A
    • Temperature Limit85℃以下
  3. 「Apply」ボタンをクリック
  4. 設定が反映されたか確認。

3. 再起動後も設定を維持する

再起動後に設定がリセットされるので、自動適用を有効化する。

  1. 「Auto-Start」機能を有効にする
    • 「Enable Auto-Start」を ON
    • Windows起動時に自動でTDP制限を適用

4. 設定が適用されたか確認

(1) HWiNFO で確認

  1. HWiNFO をダウンロード&起動
    👉 HWiNFO公式サイト
  2. 「CPU Package Power (PPT)」 の値が 35W以下 になっているか確認。

(2) Ryzen Master で確認

  1. AMD Ryzen Master をダウンロード&起動
    👉 AMD公式ダウンロードページ
  2. PPTの最大値が 35W に制限されているか確認

✅ 結論

  • Ryzen Controller 2.5.4 で問題なし!
  • TDPを35Wに制限する設定を行い、Auto-StartをONにする
  • HWiNFO や Ryzen Master で設定が適用されたか確認

この手順で設定すれば、放熱を改善しながらPCを安定動作させることが可能!

Temperature Limit (°C)
CPU TDP (W)
Long Boost Duration
Long Boost TDP (W)
Short Boost Duration
Short Boost TDP (W)

という画面がでています。次にどうすれば良いですか。目標は熱暴走の防止です

✅ Ryzen Controller 2.5.4 の設定手順 (熱暴走防止)

この画面でTDP(消費電力制限)と温度制限を適切に設定することで、熱暴走を防ぎつつパフォーマンスを維持することができます


1. 各パラメータの意味

Ryzen Controller では、以下のパラメータを調整できます。

設定項目 説明
Temperature Limit (°C) 最大CPU温度制限(これを超えると性能を下げる)
CPU TDP (W) 通常時の消費電力制限
Long Boost Duration ブースト持続時間(長時間)
Long Boost TDP (W) 長時間ブースト時の最大TDP
Short Boost Duration 短時間ブースト時間
Short Boost TDP (W) 短時間ブースト時の最大TDP

2. 熱暴走を防ぐための最適設定

以下の設定を入力してください。

  • Temperature Limit (°C)85(安全な範囲、85℃以上でクロックダウン)
  • CPU TDP (W)35(通常時の消費電力を35Wに制限)
  • Long Boost Duration10(ブースト時間を10秒に短縮)
  • Long Boost TDP (W)45(長時間ブースト時の最大消費電力を45Wに制限)
  • Short Boost Duration2(短時間ブーストを2秒に短縮)
  • Short Boost TDP (W)50(瞬間的な最大消費電力を50Wに制限)

3. 設定を適用

  1. 上記の値を入力
  2. 「Apply」ボタンをクリック
  3. 「Enable Auto-Start」を ON(再起動後も設定を維持)
  4. 動作確認のためPCを再起動

4. 設定が適用されたか確認

  1. HWiNFO を使って CPU Package Power が 35W以下に制限されているか確認
  2. Cinebench R23 で負荷テストを実行し、温度が 85℃以下に抑えられているかチェック

✅ 結論

この設定で、通常時の消費電力を35Wに抑えつつ、短時間のブーストを最大50Wまで許容することで、性能を落としすぎずに熱暴走を防ぐことが可能!

 

メニューを叩いてみると、現在値(?)は、上から、85,25,900,25,60,10となっています。

ChatGPT:

現在の設定値(85, 25, 900, 25, 60, 10)を見た限りでは、TDPが 25W に制限されており、かなり低い値になっています。この状態では、パフォーマンスが抑えられすぎている可能性があります。

また、Long Boost Duration (900秒 = 15分) と Short Boost Duration (60秒) が非常に長く設定されており、負荷が高い状態が長く続く可能性があるため、熱暴走を防ぐためにはこれらを短縮する必要があります。


✅ 熱暴走防止のための最適設定

1. 推奨設定

現在の値を 以下の値に変更 してください。

設定項目 変更前 推奨値 説明
Temperature Limit (°C) 85 85 CPUの温度制限(そのままでOK)
CPU TDP (W) 25 35 通常時の最大消費電力を35Wに制限
Long Boost Duration 900 10 長時間ブーストの持続時間を短縮(10秒)
Long Boost TDP (W) 25 45 長時間ブースト時の最大TDPを45Wに
Short Boost Duration 60 2 短時間ブーストを2秒に短縮
Short Boost TDP (W) 10 50 瞬間的な最大消費電力を50Wに

2. 設定手順

  1. 各値を上記の推奨値に変更
  2. 「Apply」ボタンをクリック
  3. 「Enable Auto-Start」を ON(再起動後も設定を維持)
  4. PCを再起動して設定が適用されているか確認

3. 設定適用後の確認

HWiNFO で CPU Package Power が 35W前後になっているかチェック
Cinebench R23 で負荷テストを行い、温度が 85℃以下で安定しているか確認
通常使用で問題がないかテスト(動画再生やWebブラウジングなど)


✅ 結論

現在の 25W制限は厳しすぎる ので、35Wに引き上げながら、ブースト時間を短縮 するのが最適!
この設定で、性能を維持しつつ、熱暴走を防ぐことができる 🎯

 

「Apply」ボタンをクリックしましたが、「Enable Auto-Start」が見つかりません。

Enable Auto-Start が見つからない場合、手動で設定を再適用する方法を使う必要があります。
Ryzen Controllerは再起動後に設定がリセットされるため、毎回適用する必要があります
以下の手順で、起動時に自動で設定が適用されるようにする方法を紹介します。


✅ 自動適用の方法(手動スクリプト設定)

Ryzen Controller自体にはAuto-Start機能がないバージョンもあるため、Windowsのタスクスケジューラを使って、PC起動時に自動適用する方法を設定します。


1. Ryzen Controller をバッチファイルで起動

  1. メモ帳 を開く

  2. 以下のスクリプトをコピーして貼り付ける

    bat
    @echo off
    start "" "C:\Program Files\Ryzen Controller\Ryzen Controller.exe"
    timeout /t 5
    nircmd sendkeypress enter
    • C:\Program Files\Ryzen Controller\Ryzen Controller.exe のパスは、実際にRyzen Controllerがインストールされている場所に合わせる。
    • nircmd はキーボードのEnterキーを自動で押すコマンド(詳細後述)。
  3. RyzenControllerAutoStart.bat としてデスクトップに保存


2. タスクスケジューラで自動実行

  1. Win + R を押して taskschd.msc を入力し、Enter
  2. 「タスクスケジューラ ライブラリ」 を開く
  3. 「基本タスクの作成」 をクリック
  4. タスクの名前を「Ryzen Controller AutoStart」 に設定し、「次へ」
  5. 「ログオン時」に設定し、「次へ」
  6. 「プログラムの開始」を選択し、「次へ」
  7. 「参照」ボタンをクリックし、RyzenControllerAutoStart.bat を選択
  8. 「完了」を押す

3. nircmd で自動適用(オプション)

Ryzen Controllerの設定適用ボタンを自動で押すために、nircmd という小さなツールを使うことができる。

  1. nircmd をダウンロード
    👉 公式サイト
  2. nircmd.exeC:\Windows\System32 にコピー
  3. 先ほどの .bat スクリプトの最後に以下を追加
    bat
    nircmd sendkeypress enter

    これにより、Ryzen Controller 起動後に自動で「Apply」を押す。


✅ 確認手順

  1. PCを再起動
  2. Ryzen Controller が自動で起動し、設定が適用されているか確認
  3. HWiNFORyzen Master で、TDP制限が有効かチェック

✅ 結論

  • Ryzen Controller 2.5.4 には Enable Auto-Start がないため、手動で自動適用を設定する必要がある
  • タスクスケジューラで bat ファイルを登録すれば、PC起動時に設定が自動適用される
  • nircmd を使えば、「Apply」を自動で押せるようになる

この方法で、再起動後もTDP制限が適用され、熱暴走を防ぐことができる!

面倒ですが、毎回手動で設定してもいいです。「Apply」を設定した段階で設定されたと考えて良いですか

はい、「Apply」ボタンをクリックした時点で設定は即時適用されています
したがって、手動で毎回「Apply」を押す方式でも問題ありません


✅ 手動適用の流れ

  1. PCを起動
  2. Ryzen Controller を管理者権限で実行
    • (右クリック →「管理者として実行」)
  3. 設定値(TDP=35W など)が変更されていないか確認
  4. 「Apply」ボタンをクリック
  5. 設定が反映されたか確認 (HWiNFO などでチェック)

✅ 設定が反映されたかの確認

以下のいずれかの方法でTDPが適用されているか確認してください。

方法①: HWiNFO で確認

  1. HWiNFO をダウンロード
    👉 公式サイト
  2. Sensors Only モードで起動
  3. 「CPU Package Power (PPT)」の値を確認
    • 35W前後になっていれば設定適用OK ✅

方法②: Ryzen Master で確認

  1. AMD Ryzen Master をダウンロード
    👉 AMD公式ダウンロードページ
  2. 「PPT (Package Power Tracking)」の最大値を確認
    • 35Wに制限されていれば適用OK ✅

✅ 結論

「Apply」を押した時点で設定は即時反映されるので、手動適用でも問題なし!
毎回「Apply」を押すだけでOK
再起動後に忘れないようにするだけ
HWiNFORyzen Master で設定が適用されているか確認すれば確実

面倒でも手動で問題なければ、この方法で TDP制限を適用し、熱暴走を防ぐことが可能! 🎯

ちなみに、現在の画面には「APPLY] [CREATE PRESET]「RESET」のボタンがあります、現在「APPLY]を押しました。このままアプリケーションを終了すれば良いですか?

ChatGPT:

はい、「APPLY」ボタンを押した時点で設定は適用されている ので、そのままアプリケーションを終了しても問題ありません。

✅ 手順

  1. 「APPLY」ボタンを押した時点でTDP制限が反映
  2. アプリケーションを閉じてOK
  3. 設定が適用されているか確認
    • HWiNFORyzen Master で「CPU Package Power (PPT)」が 35W前後になっているかチェック。

✅ 「CREATE PRESET」は必要か?

  • 「CREATE PRESET」ボタンは、設定を保存する機能 ですが、再起動後に自動適用されるわけではないため、手動適用の場合は不要。
  • 毎回「APPLY」を押すなら 「CREATE PRESET」は押さなくてOK

✅ 「RESET」は何をする?

  • 「RESET」ボタンは、すべての設定をデフォルトに戻す ため、押さないように注意。

✅ 結論

「APPLY」ボタンを押した時点で設定は適用済み
アプリを閉じてもOK
再起動後は、再度Ryzen Controllerを開いて「APPLY」を押す必要がある

これで、熱暴走を防ぎつつ、安定した運用が可能になります! 🎯

2025年3月4日未分類

Posted by ebata