2023,江端さんの技術メモ

『コーディングが嫌になったのなら、ドキュメントを書けばいいのに』という、某国の最後の王妃となった、マリーなんとかさんの声が脳内から聞こえてくるようです。

提出するペーパーに数式を記載しなければならないのですが、

とまあ、コピペが美しくなくて、レビューアの心象悪くしそうです。

今さらLatexで数式を記載するのは、冗談ではありませんし、Wordの数式記載の手間は、1行記載するだけで1日の時間をもっていかれそうです。

私の汚ない数式を整形してくれるツールはないかな、と、10秒くらい探したら、見つかりました。

iPadに、neboといアプリをインストールして対応しました。

(Step 1)新規をApple Penでクリック

(Step 2)新規"文章"をクリック

(Step 3) "+" → "数式"をクリック

(Step 4) Apple Penを使って、数式を手書きする

で、数式を記載した領域をタップすると、

となる(魔法のようだ)。

(Step 5) エクスポートでword形式にして、好きなところに飛ばす(私の場合LINEの"自分メモ"に飛ばしました)

転送されたwordファイルを開いたら、こんな感じになっていました。

必要な数式をコピペして完了 (青色の数式を、黒に変える)


感想:中古で購入したApple Penが、ようやく役に立った。

未分類

このフレーズ、次の学会発表で叫んでこよう

江端加筆_20221121_XXXXXXX.pptx

2023,江端さんの忘備録

"Don't worry. I am wearing"は、ご存知の通り、今、英国で大絶賛されている、あの日本のお笑い芸人さんの決めセリフです。

"Don't worry. I am wearing" is, as you may know, the famous line of the Japanese comedian who is now highly respected in the UK.

私も、ビデオクリップを見て、久々に気持よく盛大に笑いました。

Watching the video clip, I busted in laugh for a long time.

これを見て、思ったことがあります。

When I watched the video, I thought that

資格TOEICのPart1で、『絶対にダメ』と言われている英語の使い方が『ちゃんと通じている』。

This line is not allowed by TOEIC Part 1, however, it is allowed in the U.K.

(1)"wear"はパンツを履いている状態を示すので、進行形は使わない。

(1) "Wear" shows the state of wearing pants, so the progressive tense is not used.

(2)"wear"は他動詞なので、目的語「パンツ」が必要

(2) "Wear" is a transitive verb, so the object "pants" is necessary.

などに注意しないと失点するんですよ、中学や高校の英語テストや英検やTOEICでは。

If you don't pay attention to that, you lose the score of junior-high and high school, Eiken, and TOEIC.

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このケースで、

About this line, in my case,

- "Don't worry. I have worn the pants"

- "Don't worry. I wear the underwear"

- "Don't worry. I wear my pants"

のどれがいいかなぁ、などと気にするようになったのは、私が、英語日記を開始して5年目くらいです。

It was about five years after I started my English diary that I began to worry about "which one would be best".

5年間もかけて、ようやく、私は、他動詞やら進行形やら定冠詞を気にするようになったのです。

It took me five years, but I finally got to the point where I cared about transitive verbs, progressive forms, and the definite article.

しかし、そういうことで、トラブルになったことはありません。

However, I have never had any trouble with those issues.

それも、"日常会話で"ではなくて"ビジネスで"、です。

by not only "in dairy conversation" but also "in business".

ですから、

Therefore,

私は『そんなことは無視して構わん』と再三繰り返し主張し、「日本英語」の10の指標を示してきたのです。

画像はイメージです

So I have claimed that "Don't worry. I am using (English)" again and again, and showed you ten policies about Japanese English.

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英語テストの"点数を稼ぐ"のではなく、英語を"使う"ために、

Not to get the score on English tests, but to use English, I continued that

(Step 1)とにかくデタラメ英語を"毎日"使う → (Step 2)デタラメで困った時だけ基礎に戻る → (Step 3)基礎を少しずつ加えながらデタラメ英語を"毎日"続ける

(Step 1) Use bullshit English "every day" anyway → (Step 2) Return to basics only when I have trouble with bullshit → (Step 3) Continue to use bullshit English "every day" while gradually adding basics

という、『毎日英語』を続けてきたのです。

as a "dairy English".

繰り返しますが、

I repeat it, there is no problem thinking as

―― 『基礎』とは、必要になった時に取りに帰る『忘れ物』

"Basics" are "forgotten items" that you return to retrieve when you need them.

でいいと思うんです。

『英語は基礎こそが重要だ』と思っている人は『基礎英語』に人生を捧げ続けるのもいいと思う。でも、それを人に押しつけるべきではない ――

"If you think "Basics are the most important for studying English" and spend your time to "Basic English" in your life, it is O.K. However you should not push it on others."

ということだけは、あなたに押しつけたいのです。

I want to push that on you.

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私、10年間のデタラメ英語日記を経て、この度、"grammary for Chrome"の有料プランに入ることにしました(今、手続中)。

After 10 years of my bullshit English diary, I have decided to join the paid plan of "grammary for Chrome" (currently in the process).

年間144ドルは少々痛いのですが、これで、毎日、私の英語日記の添削をしてくれると思えば、安いものです。

The $144 per year is a bit of a pain for me, but it's a small price to pay considering that they will be correcting my English diary every day.

これからの私の英語の先生は、IT技術 & AI技術 です。

My future English teacher will be IT technology & AI technology.

もう、英語教師はいりません。

No more English teachers.

私は生れて始めて『AI技術による廃業』の予感を感じました ―― 最初の犠牲者は、語学教師です。

 

2023,江端さんの忘備録

今日は、大学の全体ゼミに出席してきました。

Today I attended a plenary seminar at the university.

日本人学生の皆さんは、英語の発表、および質疑応答で苦労をしていたようです。

Japanese students seemed to have a hard time with their English presentations and Q&A sessions.

(ちなみに、私も英語の授業で苦労しています。)

(I am also struggling in my English class.)

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30年前の過去の自分のことを省みると、

When I reflect on my past 30 years ago, I remember that

―― 大学院(マスター)課程で、英語なんて1mmも使わなかった

"I didn't use a millimeter of English in my graduate (masters) program"

と思います。

英語など、アブストラクトに10行程度を書いたくらいの記憶しかありません。

I only remember writing about 10 lines in an English abstract.

これらのことを考えると、現在の学生さんたちの英語環境は過酷になっていると言えます。

Considering these factors, the English environment for today's students is becoming more demanding.

ゼミの半数(以上?)が国際留学生で占めている講堂で、英語の発表に立ち向かっている姿は、立派だと思います。

I think it is admirable that they are giving presentations in English in an auditorium where half (or more?) of the seminar students are international students.

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ただ、私たちの時代には、Deepl(翻訳エンジン)もChatGPT(生成AI)もなかったし、SNSもメールのなく、そもそもインターネットがなかった。

But in our time, there was no Deepl (translation engine), no ChatGPT (generative AI), no SNS, no email, and no internet to begin with.

文献調査というのは、日本語文献がメインで、英語の論文は、単に持ち歩いていただけのような気がします。

Literature research is mainly in Japanese, and I feel that English papers were simply carried around.

それぞれの時代は、それぞれのメリットとデメリットがあって、それを相殺するとトントンになるのかな、とか考えています。

I am thinking that each era has its advantages and disadvantages and that if they are offset, it would be an even or something like that.

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まあ、シニアの私が言えることは、

Well, as a senior, I can tell you,

―― 英語との付き合いのコツは『ダラダラと続けていくこと』

"A helpful tip for handling the English language is to maintain a relaxed approach"

ということくらいですね。

「ダラダラ」は、「ダラダラ」ということの意味以外にも「途切らせない」という意味もあります。

Besides the meaning of "lazy," "lazy" also means "uninterrupted".

『あなた独自の"毎日続く仕組み作り"』を、検討してみて下さい。

Please consider "creating your own 'daily life mechanism'".

私の経験上、絶対に失敗するのは『英字新聞またはニューズウィークの購読』です。

In my experience, the one thing that fails is 'subscribing to an English newspaper or Newsweek'.

お忘れなく。

Please don't forget.

ようやく「カモ」から卒業した私は、「ニューズウィーク日本版」を日本語で読んでいます。

 

2023,江端さんの忘備録

技術は日進月歩 ―― それは分かっているのですが。

"Technology is constantly advancing", I know it well.

このアンテナが15年前にあれば、私の仕事(実証実験)はどれだけ楽だっただろうか、と。

I wonder how much easier my work (demonstration) would have been if this antenna had been around 15 years ago.

屋外実験において、無線通信に手を出してはならない

電波のルートを確保する為に、雨の中、デパート屋上での、体を張った決死のアンテナ設置工事など、走馬灯のように思い浮んできます。

I can still recall the desperate, physically demanding installation of antennas on the roof of a department store in the rain in order to secure a route for the radio waves.

これと同程度の性能のアンテナを自作する為に、勉強したりもしていました。

I even studied to build my own antenna with the same level of performance as this one.

え? 電波法ですか? すみません、エンジニアなので、法律面は素人でして。

What? The Radio Law? Sorry, I am an engineer, so I am a layman in the legal side.

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私(たち)のあの苦労は一体何だったのだろうか ―― と考えると虚しいものがあります。

I wonder what all those hardships I (we) went through were all about -- it's a very empty feeling.

以前、20年待てば、誰でも『現時点と同じ性能のスパコン』が手に入るというお話をしました。

I mentioned before that if we wait 20 years, anyone can get a "supercomputer with the same performance as at present".

なるほど、『私たちは、みんな、20年前のスパコンを使っている』ことになる訳です。

ならば、私(たち)は『20年後に解決することが決っている技術課題』の為に、闘ってきたのだろうか、と。

If so, I wonder if I (we) have been fighting for the sake of "technological issues that will be solved in 20 years.

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せめて、

At least,

―― 私たちの辛く厳しい実証実験は、その20年間の技術を進歩させるための必要な犠牲であった

-- Our painful and severe demonstrations were a necessary sacrifice to advance the technology over those 20 years.

と、でも思い込まないと、やってられません。

If I didn't think so, I wouldn't be doing it.

2023,江端さんの技術メモ

最近、映像制御の仕事をすることになりました。

WSLを使って、作業効率をはかりたいと考えていますが、WSLは基本的にコマンドインターフェースなので、表示システムを作らなければなりません。

「Windows11にWSL2+Ubuntu20.04をインストールする」を試してみて、Golangをインストールしてみた件

すったもんだしているのですが、とりあえず、Windows10の方にX-Windowの方に、X serverを立てて表示ができたので、メモを残しておきます。

(というか、『Windows10上で、X-Windowsのサーバ動かす』という発想ができなかったので、

(gedit:5386): Gtk-WARNING **: cannot open display やらで、悩んでいました。

基本は、

Windows10のWSLでX11アプリケーションを実行してみた

の通りに実施したら動きました(実は、ここまで、手当たりしだい "sudo apt-get install" を乱発して

WSLの方から、

>export DISPLAY=:0

>gedit dummy.txt

 

と投入したら、X-windowsのエディタが立ち上がってきましたが、

など、たくさん問題が出ているようなので、対応を続けます(続く)

ところで、

WSLでGUIアプリを実行する

などで、自分の「上手くできなかったことを、きちんと書き残している方」のメモは本当に素晴しい。こういうメモは、普通の成功パターンしか記載していないメモの何十倍も役に立つのです。

で、まあ、それはさておき。


本命はこちら ――

GStreamer

です。

私、映像の伝送の研究は色々やってきたのですが(10~15年前)、映像そのものの研究は初めてなので、まずは、ローカルのパソコンで色々遊ぶ・・・もとい、調査することにしました。

で、今の私、GStreamerが何なのかも分かっていないのですが、「これを使え」と指示されているので、「これに突っ込んでいく」だけです。

『ほとんどの入門書は、入門者にとっては、ただの"ゴミ"』

マルチメディアフレームワークGStreamer ~ 入門編

を参考にさせて頂き、

$ export DISPLAY=:0

$ gst-launch-1.0 videotestsrc ! autovideosink

で、これが出てきました。

おお! やった!

WSLの方はこんな感じです。

$ gst-launch-1.0 filesrc location=./out.h264 ! avdev_h264 ! autovideosink

も、ちゃんと表示されるようです。映像の違いは分かりませんが。

カーネルコンパイルしたら表示されなくなりました(それが理由かは分かりません)。

$ gst-launch-1.0 -v videotestsrc ! x264enc ! avdec_h264 ! videoconvert ! autovideosink

で、表示できました。

(とりあえず、error: XDG_RUNTIME_DIR not set in the environment. だけでも潰しておこう)

ともあれ、最初の一歩は確保しました。

エラーコメントの表示対応のため、以下の設定をしておきました。

$ cd ~
$ vi .bash_profile

以下の2行を追加(正直、上の設定の意味は分からんが、とりあえずエラーは消える)。

export XDG_RUNTIME_DIR=/tmp/runtime-futa
export DISPLAY=:0


GStreamerによるレートコントロールについて調べています。

ラズパイにWEBカメラを接続してGStreamerを使った際に小一時間ハマった話

こちらに、

そして、例えば、任意のサイズやフレームレートでキャプチャを行いたい場合は、video/x-raw,width=1280,height=720,framerate=30/1 のような指定を行います。

というような記載がありました。

$ gst-launch-1.0 videotestsrc ! autovideosink

をちょっと変更して試してみました。

$ gst-launch-1.0 videotestsrc ! videoconvert ! video/x-raw,width=1280,height=720,framerate=30/1 ! autovideosink

画面がでっかくなって表示されました。

$ gst-launch-1.0 videotestsrc ! videoconvert ! video/x-raw,width=1280,height=720,framerate=1/1 ! autovideosink

これで、1fpsの表示になりました。

で、実際に映像ファイル(start_up.mp4)を持ち込んで表示してみました。

$gst-launch-1.0 filesrc location=start_up.mp4 ! decodebin ! videorate ! video/x-raw,framerate=30/1 ! autovideosink

これを、1fpsの表示に変えてみます。

$gst-launch-1.0 filesrc location=start_up.mp4 ! decodebin ! videorate ! video/x-raw,framerate=1/1 ! autovideosink

これを、1fpsのmp4ファイルとして保存してみます。

■1ftp映像に変換したもの "1ftp.mp4"$ gst-launch-1.0 -e filesrc location=start_up.mp4 ! decodebin ! videoconvert ! videoscale ! videorate ! "video/x-raw,framerate=1/1" ! videoconvert ! x264enc bitrate=2000 ! mp4mux ! filesink location=1ftp.mp4

上記のコマンドでは、GStreamerのgst-launch-1.0ユーティリティを使用しています。filesrcエレメントを使用して入力ファイルを読み込み、decodebinエレメントを使用してデコードします。その後、videoconvertvideoscaleエレメントを使用して動画の形式を変換し、videorateエレメントを使用してフレームレートを変更します。最後に、x264encエレメントを使用してビットレートを設定し、mp4muxエレメントを使用して新しいmp4ファイルに変換します。


ひき続き、SRTの通信実験を行ってみます。

(2)映像転送プロトコルは、現在、SRTが有力候補

     (a)タイムスタンプが付与した再送機能付きUDP(と理解)

     (b)Gstreamerに標準装備されている(らしい)

で、高信頼の映像通信を実現するプロトコルのようです。

GStreamer で SRT を使用する その1

の内容をマネします。

私の場合、新規の設定をしないでも以下のコマンドが動きましたので、どっかで設定を終えてしまったのだと思います。

$ gst-launch-1.0 videotestsrc ! videoconvert ! x264enc tune=zerolatency key-int-max=30 ! mpegtsmux ! srtserversink uri="srt://:12345" latency=500

で、SRT の配信には、srtserversink を使用しているようです。

で、受信側は、VLCメディアプレーヤを用います。

※WSL2にしてカーネルコンパイルした後、

C:\Users\ebata>ipconfig

(中略)

Windows IP 構成

イーサネット アダプター vEthernet (WSL):

接続固有の DNS サフィックス . . . . .:
リンクローカル IPv6 アドレス. . . . .: fe80::c317:ce40:f52f:1a41%40
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . .: 172.22.144.1
サブネット マスク . . . . . . . . . .: 255.255.240.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . . .:

しか使えなくなってしまったので、上記のVLCのアドレスは、

とする必要が生じました。

これで、「再生(P)ボタン」を押すと、テスト映像が表示されます。


次にWebRTCの実験を行います。

ここでは、

Go + GStreamer でお手軽 WebRTC 体験

を試させて頂きました。

GOのソースは一つだけだったので、WSL環境から行ってみました(最初、エラーの嵐だったのですが、よく考えれば、私はWSLの方にGStremaerの環境を立てていたので当然でした。

結構エラーが出てきましたので、色々対応をしていました。

sudo apt-get install libgstreamer-plugins-base1.0-dev

で、一部解決したのですが、以下のエラーが取れません。
# pkg-config --cflags -- gstreamer-1.0 gstreamer-base-1.0 gstreamer-app-1.0 gstreamer-plugins-base-1.0 gstreamer-video-1.0 gstreamer-audio-1.0 gstreamer-plugins-bad-1.0 Package gstreamer-plugins-bad-1.0 was not found in the pkg-config search path.
Perhaps you should add the directory containing `gstreamer-plugins-bad-1.0.pc' to the PKG_CONFIG_PATH environment variable
No package 'gstreamer-plugins-bad-1.0' found pkg-config: exit status 1

で、

https://github.com/notedit/gstreamer-go

に訪問してみたところ、

$ sudo apt-get install libgstreamer-plugins-bad1.0-dev

が、当たりだったようです。

で、後は上記のページの記載通りにGOプログラムを動かしたのですが、

2023/05/25 17:57:31 peer state change: failed

が登場してきて、変だなーと思ていたのですが、実はこれ成功しています。

このメッセージの上に、Goの出力の「長い文字列」が主力されていました。

これを入力して、「start session」ボタンを押下したら、以下の画面がブラウザに表示されました。

では、動作も確認できたので、ここからコードの勉強に入りましょう。


WebRTC を今から学ぶ人に向けて

の中にある、

WebRTC コトハジメ

が分かりやすい。

好奇心旺盛な人のためのWebRTC

も良い。

私はGolang使いなので、https://github.com/pion/webrtcを使いこなしたいが、膨大で手が出ない状況。今、とっかかりを探している。

とりあえず、wsl -d Ubuntu-20.04で、
ebata@DESKTOP-P6KREM0:/mnt/c/users/ebata/から、
get clone https://github.com/pion/webrtc で、インストール。

https://github.com/pion/webrtc/blob/master/examples/README.md

から、

$ cd webrtc
$ cd examples
$ go run examples.go --address :8080

で、ブラウザ http://localhost:8080で以下の画面が出てくる。

で、

のところで、"Run JavaScript"を押して、暫く(2~3分)待っていると、

という漢字で文字列が出てくるので、これを、上記のGo + GStreamer でお手軽 WebRTC 体験 のプログラムに放り込んで、同じように得られた文字列を放り込むと、

てな感じで映像が表示される。


$git clone https://github.com/pion/rtwatch.git

に挑戦。

https://github.com/pion/rtwatch の内容通りに設定するが、実行のところだけ少し違った

ebata@DESKTOP-P6KREM0:/mnt/c/users/ebata/rtwatch$ go run main.go -container-path=start_up.mp4
Video file 'start_up.mp4' is now available on ':8080', have fun!

これで、複数の、http://localhost:8080/ から同期した映像が配信されるようすが分かる。

2023,江端さんの忘備録

最近、FastAPIについて勉強をしていました。

Recently, I was learning about FastAPI.

で、最初の入門書と言われているWebサイトを読み直してみました。

So I re-read the Web site that is supposed to be the first introductory book.

実に分かりやすく、素晴しい入門書だ、

This is a very clear and excellent introduction to the subject,

―― と、今なら思えます。

-- I can see it now.

入門書というのは、"入門を終えた人"が後からふりかえると、よい復習にはなるが、それ以上のものではない。

An introductory book is a good review for those who have completed the introductory course, but it is not much more than that.

何が言いたいかというと、

What I'm trying to say is, the fact of

『ほとんどの入門書は、入門者にとっては、ただの"ゴミ"』

"Most introductory books are just "garbage" for beginners"

という事実です。

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結局私は、FastAPIを、YouTubeに教えてもらいました。

Eventually, about FastAPI, YouTube taught me how to use it.

講師と全く同じ環境にして、全く同じ手順を、画面を止めたり、巻き戻したりしながら、自分の手と目と頭でやりながら、やっと、一番最初の理解に辿りつきました。

I finally arrived at the very first understanding by putting myself in the same environment as the instructor and going through the same steps, stopping and rewinding the screen, using my hands, eyes, and mind.

『FastAPIが何をするものかも分からない状態で、YouTubeの画面と同じこと実施した』が『最適解』だった、ということです。

The best solution was to do the same thing as on the YouTube screen without knowing what FastAPI does.

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という訳で、これも再三言っていることですが、

This is why I have repeated this,

『基礎が大事』というのは、多くのケースでウソです。

"It is a lie in many cases that 'fundamentals matter'"

すでに理解してしまった人が執筆した入門書が、本当の入門者に理解できる訳がない。

There is no way that a real beginner can understand an introductory book written by someone who already understands.

バックグランドが全然違うのですから。

The backgrounds are completely different.

『基礎が大切』がウソであることは、私の経験では、英語、プログラム、数学、量子力学、制御システム、少子化問題、年金問題・・・、ほとんど全部ですね。

It's my experience that 'fundamentals matter' is a lie: English, programming, math, quantum mechanics, control systems, fertility issues, pension issues... almost everything.

私の経験から言えることは、『始めてしまうことがが大事』です。

From my experience, I can say that 'getting started is the key.

もっと端的に言えば、『突っ込んでいくことが大事』です。

To put it more simply, 'it's important to go in.

訳が分からないまま、小さい失敗と成功を繰り返しながら、膨大な時間を使って、ほんの小さなゴールに辿りついた時

When you reach a small goal after spending a great deal of time repeating small failures and successes without understanding the reason...

―― その時、初めて「入門書」は役に立つのです。

-- Only then "the introductory book" will be useful.

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『何事も基礎が大切』という大人がいたら ―― その大人のことは、信じなくてもいいです。絶対に、です。

2023,江端さんの忘備録

本日は、コラムがリリースされましたので、お休みです。

Today's diary is taken off, as the new column has been released.

Don't be afraid of ChatGPT - Use it up and make it easy!

ある日突然登場し、またたく間に世間を席巻した生成AI「ChatGPT」。

ChatGPT, a generative AI, appeared one day out of the blue and quickly took the world by storm.

今や、ネットでその名を聞かない日はないほどです。

Nowadays, there is not a day that goes by that we do not hear its name on the Internet.

このChatGPTとは、一体何なのか。

What exactly is this ChatGPT?

既に数百回以上、ChatGPTを使い倒している筆者が、ChatGPTの所感をエンジニア視点で語ってみたいと思います。

The author, who has already used ChatGPT more than several hundred times, would like to talk about his impressions of ChatGPT from an engineer's point of view.

2023,江端さんの忘備録

私の土日は、貴重なワークデーです。

My weekend is an important workday.

下手すると、普通のウィークデーよりも、やることが多かったりします。

Moreover, on the weekend, I am busier than on weekdays.

メールやチャットや打ち合わせがない分、作業が捗るとも言えます。

I can say that I work better because I don't have to get emails, chats, and meetings.

で、その疲れが、月曜日にくる、と ―― 本末転倒と言えます。

So, the tiredness comes on every Monday -- it's a real downer.

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ただ、土日は、やらなければならないことの中でも、やりたいことからやっています ―― ダラダラと。

However, I work on what I want to do first, among what I have to do.

ですので、まあ、生産性が上がっているかは不明です。

So, I doubt if my productivity is increasing.

そもそも、「生産性」の意味が不明ですが。

To begin with, no one seems to be able to define "productivity" itself.

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日本人的な考え方では、

From the viewpoint of the nationality of Japanese,

『"楽しい"と感じる仕事には、生産性がない』

"Works we feel enjoy are not productive"

『"苦しい"と感じる仕事には、生産性がある』

"Works we feel pain are productive"

と捉えられているのかなぁ、と感じることがあります。

I sometimes think about the above.

私が楽しくやっている仕事は、ちゃんとカウントされていないような気がするからです。

Because I think that "my work I can feel enjoy" seems to be not counted as work.

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―― その"生産性"を上げるのは、"私以外の誰か"で良くね?

 

未分類

意外と簡単なVS Codeの環境移行

を参考にさせていただき、引越し準備中。

環境移行に必要なフォルダ

下の2つのフォルダを,古いPCから(USBメモリ等)に退避させ,新しいPCで同じ場所に置いてあげるだけ.

  • ~/.vscode( Windows : C:\Users\100323XX\.vscode ) ディレクトリ
    • このディレクトリの中にプラグインのファイルが入ってたりします.
    • 20230516.vscode.zip で退避
  • ~/.config/Code/User( Windows : C:\Users\100323XX\AppData\Roaming\Code\User ) ディレクトリ
    • このディレクトリの中に基本設定やキーコンフィグが入ってたりします.
    • 20230516User.ssh.zip で退避

これに加えて、

  • ~/.ssh( Windows : C:\Users\100323XX\ ) ディレクトリ
    • sshに必要な情報一式
    • 20230516.ssh.zip で退避

以上