未分類

という論文を読み込んでいるんですけど、SWB(Subjective Well-Being)というのが、今一つ肚に落ちてこなくて、ちょっと調べていました。

で、纏めてみたのですが、驚きました。

そっかー、幸福って定義なしで使っていいんだぁ、と、今さらながら気がつきました。

特に上の表で興味深いのが、(A)認知的幸福です。

これ、「自分で定義した幸福」を使って、自分の幸福をチェックする、というものです。

これは、他者を観測することによって、自分の中に『厳しいチェックリスト』を作成して、自分の幸福を自己採点して、自分で自分に落第点を付ける、というものの正体だと思います。

なるほど、主観的幸福とは、主観的不幸と同義になり得る、ということが理解できて、深く納得しています。

「他人との比較は、地獄への道」ですね。


『人生をどう生きたところで、大して変わりはない。ただ、狂えるものがあれば、ちょっとだけ"おトク"かもしれない』

の中で、

―― 狂気だけが才能を越える

と記載しましたが、もしかしたら、

―― 狂気だけが幸福に至る道である

とも言えるかもしれません。

 

未分類

package main

import "fmt"

func main() {
	var s []int
	printSlice(s)

	// append works on nil slices.
	s = append(s, 0)
	printSlice(s)

	// The slice grows as needed.
	s = append(s, 1)
	printSlice(s)

	// We can add more than one element at a time.
	s = append(s, 2, 3, 4)
	printSlice(s)
}

func printSlice(s []int) {
	fmt.Printf("len=%d cap=%d %v\n", len(s), cap(s), s)
}

あとappendの取扱については、これなど

// 後半部の処理
					sliceX1 = sliceZ[0]
					base_a = sliceZ[0][i]

					sliceX2 = append(sliceX1[:i], sliceX1[i+1:]...) // i番目の要素を削除

					//fmt.Println("A:sliceX2:", sliceX2[0:10], sliceX2[10:20], sliceX2[20:30], sliceX2[30:90])

					sliceX2 = append(sliceX2[:31], sliceX2[30:]...) // i番目の要素を先頭に挿入
					//fmt.Println("B:sliceX2:", sliceX2[0:10], sliceX2[10:20], sliceX2[20:30], sliceX2[30:90])

					sliceX2[30] = base_a
					//fmt.Println("C:sliceX2:", sliceX2[0:10], sliceX2[10:20], sliceX2[20:30], sliceX2[30:90])

					sliceZ[0] = sliceX2

					//fmt.Println("D:", sliceZ[0][0:10], sliceZ[0][10:20], sliceZ[0][20:30], sliceZ[0][30:90])
					//fmt.Println()

2021/04,未分類,江端さんの技術メモ

昨夜windows7を使ったら、その反応の早さに驚いたので、windows10はやっぱり遅いんだなと思ったが、ちゃんとチューニングしたらいきなり快適になりました。

  • 高速スタートアップの無効化
    • 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「電源オプション(電源ボタンの動作の変更)」→「現在利用可能ではない設定を変更します」→「高速スタートアップを有効にする」→チェックボックスを外す
  • アニメーションの無効化
    • 「スタートメニュー」→「設定」→「簡単操作」→「その他のオプション」→「Windowsでアニメーションを再生する」→「オフ」
    • その他、以下のようにした
  • 電源プランで「高パフォーマンス」を選択
    • 「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」→「電源プランの選択またはカスタマイズ」→「追加プラン(高パフォーマンス)」
      ノートPCの場合は、やめた方がいいかもしれない。

ただ、このあと問題が出てきたのは、デスクトップに表示される文字がガタガタになる、ということでした。

これは耐えられなかったので、ClearTypeというものを適用されることで解決しました。

  • ClearTypeテキストの調整
    • [コントロールパネル]→「デスクトップのカスタマイズ」→「フォント」→「ClearTypeテキストの調整」で、あと色々いじっていると、文字のガタガタが直った

「Windows10はやっぱり遅い」と決めつけずに、ちょっとした工夫で、ストレス解消になりますので、お勧めます。

あと、https://ygkb.jp/4475 の内容を参照させて頂いた

 

「無効」を推奨

ActiveX Installer (AxInstSV)
Application Management
BranchCache

Certificate Propagation # これは残した 個人的なプログラムで認証作業をやっているので
Connected User Experiences and Telemetry
Data Collection Publishing Service
Distributed Link Tracking Client
Distributed Transaction Coordinator
Downloaded Maps Manager
Fax
Function Discovery Provider Host
Function Discovery Resource Publication
Geolocation Service
Home Group Listener
Home Group Provider
Internet Connection Sharing (ICS)
Microsoft App-V Client
Microsoft iSCSI Initiator Service
Net.Tcp Port Sharing Service
Offline Files
Peer Name Resolution Protocol
Peer Networking Grouping
Peer Networking Identity Manager
PNRP Machine Name Publication Service
Portable Device Enumerator Service
Print Spooler
Printer Extensions and Notifications
Remote Registry
Routing and Remote Access
Shared PC Account Manager
Smart Card
Smart Card Device Enumeration Service
Smart Card Removal Policy
SNMP Trap
SSDP Discovery
UPnP Device Host
Windows Media Player Network Sharing Service
Windows Remote Management (WS-Management)
WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service
Xbox Live Auth Manager
Xbox Live セーブ データ
Xbox Live ネットワーキング サービス
タイムゾーンの自動更新機能
ユーザー エクスペリエンス仮想化サービス
市販デモ サービス

SensorDataService
Sensor Monitoring Service
Sensor Service

「手動」を推奨

AllJoyn Router Service
Application Identity
BitLocker Drive Enctyption Service
Block Level Backup Engine Service
Bluetooth Handsfree Service
Bluetooth サポート サービス
Diagnostic Policy Service
Diagnostic Service Host
Diagnostic System Host
SensorDataService
Sensor Monitoring Service
Sensor Service
Telephony
Windows Image Acquisition (WIA)

 

 

 

未分類

エージェントのログトラッキングによって過負荷が発生→一時的に機能を削減

ジャンピングを確認 →

2022/09,未分類,江端さんの技術メモ

ホームページを丸ごとダウンロードできる便利ツールHTTrack(WinHTTrack)の使い方

EE Times Japan風のスタイルサンプル


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<div class="lpanIn">


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var str = document.title.replace(/\<\!\-\-EDIT START\-\-\>/g,'').replace(/\<\!\-\-EDIT END\-\-\>/g,'').replace(' - EE Times Japan','');
str = cutString(str,50);
document.write(str);
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</div>
</div>
</div>
</div>
</div>

</div>


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<div id="masterMain">

<!---->


<div id="tmplNews" class="tmplArticle"><div id="tmplNewsIn" class="tmplArticleIn">

	


<!--EDIT START-->
<!--EDIT END-->



<div id="cmsTitle"><div class="inner">
<h1 class="title"><span class="title__maintext">老後を生き残る「戦略としての信仰」は存在するのか</span><i class="title__delimiter">:</i><i class="title__subtitle">「お金に愛されないエンジニア」のための新行動論(6)</i><span class="title__pagenumber">(4/12 ページ)</span></h1>
</div></div>
<div id="tmplMark"></div>


<div id="cmsAbstract"><div class="inner"><h2></h2></div></div>


<!---->

<div id="cmsByline"></div>
<div id="cmsByline"></div>


<div id="cmsByline"><div class="inner" id="byline"><b>[</b><b>]</b></div></div>
<div id="cmsByline"><div class="inner" id="byline"><b>[</b>江端智一,<b>EE Times Japan]</b></div></div>



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	var d = document;
	var date = d.getElementById('cmsDate');
	var type = d.getElementById('cmsType');
	var abstract = d.getElementById('cmsAbstract');
	var byline = d.getElementById('cmsByline');
	// 位置を移動
	byline.parentNode.insertBefore(date,byline);
	// 要素を削除
	type.parentNode.removeChild(type);
	abstract.parentNode.removeChild(abstract);
})();
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<div class="subscription">
<a name="point2"></a>
<h4>私(江端)がカルト宗教(江端教)の教祖になった件</h4>
<p> さて、キリスト教系のカルト宗教団体の多くは、キリスト教の根幹とも言える、この"原罪"ストーリーに、壮大なラクガキ・・・もとい、上書きを施します。これらのカルト宗教に見られる「上書き」パターンには以下のようなものがあります(というか、私が知る限り、『これしかない』という感じです)。</p>
<p> カルト宗教団体や、その教祖のイメージをしやすくするために、『<strong>私(江端)がカルト宗教(江端教)の教祖になった件</strong>』、という架空の話で説明を行います。</p>
<p> まず、教祖である私は、原作である失楽園での、「アダムとイブによるリンゴ食」のストーリーを、ヘビ(ルシファー)とイブの性交(SEX)と、さらに、イブとアダムとの性交(SEX)という、「ヘビとアダムとイヴの3P(Three persons SEX)」が実施された、という「上書き」を施します。これによって、精神的または肉体的な純潔が犯された(堕落した)という概念を挿入しました。</p>
<p> 次に、私は、『イエス・キリストの救済は、万能ではなかった』、という「上書き」を加えます ―― といっても、イエス・キリストの働きを全面的に否定するのではなく、精神的または肉体的な純潔という2つの純潔のうち、<strong>「精神面」だけは解決してくれた</strong>、というストーリーに改ざんします。</p>
<p> イエス・キリストを全面否定すると、信者が集まりにくくなると考えたので、ここは、イエス・キリストを活用する方向でストーリーを作りました。</p>
<p> しかし、<strong>肉体的な純潔は、まだ回復されていない</strong>、という課題を残しつつ、ついに、ここに私(江端)が登場するのです。</p>
<!--CAP-->
<div id="col600c"><a name="mm220831_money02_w570.jpg"></a><img src="https://image.itmedia.co.jp/ee/articles/2208/31/mm220831_money02_w570.jpg" width="570" height="981"></div>
<!--CAPEND-->
<p> <strong>“メシア the final” こそが、この私江端智一、偉大なる江端、『<span class="cmsFontsize1">エバ・カンターレ</span>』です。</strong></p>
<p> 以上をまとめますと ―― イエス・キリスト製ワクチンは、”魂(スピリッツ)の原罪”には効果はあったが、<strong>肉体(フィジカル)の原罪には、その効力が及んでいない</strong>、という、<strong>壮大なシナリオ変更をぶっこむ</strong>のです。この肉体版”原罪”のワクチンとなるのが、この私、エバ・カンターレなのです。</p>
<p> 私(江端)は、『<strong>イエス・キリストは完全な”原罪”ウイルス向けワクチンを提供していない</strong>』と、キリスト教に対する強烈なディスリスペクトをかました上で、<strong>自分(江端)こそが最終救済者(メシア the final)であると言い切ります</strong>。もちろん、これは、世界中のキリスト教徒全てにケンカを売る行為です<sup>*)</sup>。</p>
<p><span class="cmsFontsize-1">*)ただ、世界中のカルトの教祖のほぼ全てが、「自分こそが”メシアthe final”」と主張しているので、逆に、「ありふれている」と言えるかもしれませんが。</span></p>
<!--CAP-->
<div id="col600c"><a name="mm220831_money02a_w570.jpg"></a><img src="https://image.itmedia.co.jp/ee/articles/2208/31/mm220831_money02a_w570.jpg" width="570" height="428"></div>
<!--CAPEND-->
<p> 江端教の目的が、肉体向け”原罪”に対抗するワクチン接種行為と考えるわけです。</p>
<p> しかし、肉体向け"原罪"の消滅は、mRNAのようなワクチン接種では実現できません。そこで、私は、AI技術の一つである、遺伝的アルゴリズム<sup>*)</sup>のアプローチ、すなわち、人為的なエリート製造戦略で、この問題の解決を試みます。</p>
<p><span class="cmsFontsize-1">*関連記事:「<A HREF="https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/1701/31/news031.html" target="_blank">抹殺する人工知能 ~ 生存競争と自然淘汰で、最適解にたどりつく</A>」</span></p>
<p> つまり、<strong>肉体向け”原罪”をうまいこと消滅できる組み合わせのカップルを作る</strong>のです。『そんなこと、どうやってできるのか』などとは、考えてはなりません。</p>
<p> 私はたった一人で、誰にも相談せずに、この組み合わせをコンピュータと直感でデザインするのです。しかし、1組、2組程度をちんたらやっていたら、人類の救済などできません。</p>
<p> ですので、カップルを、数千から数万単位で同時に量産するのです。その上、私は、男女の顔写真と全身写真”だけ”で、<A HREF="https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/1804/27/news093_2.html" target="_blank">ニューラルネットワーク</A>と、<A HREF="https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/1711/30/news019_2.html" target="_blank">最適化アルゴリズム</A>を使ってマッチングさせます。</p>
<p> 私はコンピュータを使った組み合わせ問題のエキスパートでもありますので、この問題の困難性を完璧に理解しています。恐らく、完璧な量子コンピュータが開発されたとしても、この組み合わせを完成させるのには、宇宙の年齢を、宇宙の年齢分繰り返しても、全然足りないくらいの時間が必要です<sup>*)</sup>。</p>
<p><span class="cmsFontsize-1">*)「NP困難問題」でググってみてください。</span></p>
<p> しかし、忘れてなりません。私は、最終救済者、”メシア the final”なのです。<strong>私のコンピュータの中には、神が常駐しており、私には、計算中のコンピュータから、常に神の声が聞こえてくるのです</strong>。</p>
<p> このように、この私は、肉体版”原罪”を消滅させうる超高度な医学的(遺伝子学)組み合わせを、写真だけを使って、膨大(という言葉では語れないくらいの膨大)な数でデザインします。</p>
<p> この程度のこと、”メシア the final”である私にとっては、ピース・オブ・ケーキ(朝飯前)です。</p>
<p> 人類は、最終救済のためであれば、自由恋愛やら、出会いの場やら、合コンやら、結婚相談所やら、そのような些事(さじ)に関わっている暇はありません。</p>
<p> 神の声を聞くことのできる唯一のメシアである私は、堕落した近代の<strong>自由恋愛結婚観を完全否定</strong>して、現実世界において、豪快かつ壮大な数の遺伝的アルゴリズムを地上で実現しなければならないという使命があるのです ―― つまり、一斉集団結婚です<sup>*)</sup>。</p>
<p><span class="cmsFontsize-1">*)純潔を守るという名目の、「村の中のみで閉じた結婚制度」、あるいは、「一夫多妻」「一妻多夫」などのような形態でも同じ効果を得られます。</span></p>
<p> すなわち、江端教においては、肉体版"原罪"を消滅させうる手段として、一斉集団結婚は、絶対に避けて通ることができない一大イベントなのです。</p>
<div id="notice"><a href="news047_5.html">「江端原理」通称”エバタ・プリンシプル”を説明する</a></div>
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</div>

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官房長官が、一番最初に「ミリシーベルト」の単位を発した時の恐怖は今でも覚えていますし、「1時間当り300ミリシーベルト」が出てきた時には、本当に倒れそうになりました。

3000ミリシーベルトで人は死ぬ。

私が、原発正面玄関前(原子炉建屋ではない)に10時間立っているだけで死ぬ。

真っ青になったことを覚えています。

-----

それなのに、今や「1000ミリシーベルト」単位が日常的に語られている。

これは、もの凄く恐しいことだと思います。

私のイメージでは、今回の事故が人類史上の最悪の地震で発生したものでなかったとすれば、

○東京電力の社長以下、重役クラスは10回辞任し、

○内閣は20回倒れて、政権政党もなくなってしまっている、

というくらいの大惨事です。

-----

もうこれ以上の悪くなり事態は考えられないだろう、と思っているところに、

○建屋が水素で爆発し、

○放射能物質の放出を前提とした格納器の蒸気を大気に排出し、

○単なる保管しておいただけの使用済み核燃料が3000度近い熱で溶け出し、

○放射線の暴風圏内に突入するという命と引き換えの放水作業が行われ、

○"1000万倍"という高濃度の汚染水で作業員が被爆する

そして、

○修理したくても強烈な放射線で原子炉建屋に近づけず、その間にも燃料棒が溶解して、さらに放射線量が増えていく。

腹立たしく思っても、暴走中の原子炉をミサイルで破壊でもしようものなら、それこそ日本全土が高濃度放射能物質で汚染されるし、原子炉を運搬しようにも、その間の被爆で間違いなく死者が出る。

-----

私は、これまで、数多くの「原発クライシス」に関する書籍、映画、ドキュメントを見てきましたが、どれもこれも、

『我が国で、現在進行形で起きている事態以上のシナリオはどこにもなかった』

と断言できます。

--------------------

今回の福島原発事故は、想定外の津波に因るものとされています。

でも、少し考えてみたいと思います。

その「想定外」が事実であったとしても、津波は原子炉への直接の

被害は与えていないのです。

津波は、バックアップ用のディーゼル発電機とその周辺機器を無力化しただけです。

-----

では、私が10人くらいのテロリストを募って、3年くらいの破壊工作の訓練を受けて、福島原発に侵入してみたらどうでしょうか。

ダイナマイトで、送電塔を全部倒壊させて、ディーゼル発電機を破壊し、その後、武器で発電所を制圧して、建屋の人間を全部人質として立て籠ったら?

燃料棒溶解なんぞ待たないで、拳銃で職員を脅して、中央制御室から、燃料棒を引き上げさせてそのまま放置しておいたら?

警察の姿が視認できる度に、人質を纏めて数人くらい殺害して、原子力発電所に誰も入れないようにしたら?

勿論、テロリストである私とその同士達は、端から自分の命が助かろうという気持ちは欠片もありません。

-----

放射性核燃料が手がつけられなくなる前に、民間人の犠牲者を前提に、特殊部隊は、私達テロリスト全員をきちんと殲滅してくれるでしょうか。

なんか、別の福島原発事故を「創り出す」ことは、そんなに難しくないように思えます。

-----

残念ながら、この発想、私のオリジナルではなく、「神の火」(高村薫著)の最後のシーンから盗用しています。

この著書の中では、主人公とその友人のたった二人が、冬の夜の原発に襲撃をかけ、原子炉格納容器の蓋を開くというテロに成功します。

しかも、その緻密な計画は、読者からしても全く無理がなく、十分に現実可能な範囲にあると思えました。

このテロを防ぐには、武装した一個分隊を、日本の稼働中の原発の全てに配置しないと駄目だろう、と思えます。

-----

もっと話を簡単にしてみましょうか。

我が国と仲が良いとは言えない隣国が、「瀬戸際外交」を踏み越えて、日本の原子炉全部をミサイル攻撃、または空爆してきたら、どうなるのでしょうか。

血の気の引くような思いをする時間もなく、一瞬で国土と水は放射能で汚染され、(国家の存亡はどうでも良いですが)、国民の大半は生命と引き換えの被曝に晒されるのでしょうね。

知らない人も多いかと思いますが、1981年に、現実にイスラエルがイラクの原子力発電所を空爆しています(バビロン作戦)。

戦争となれば、なんでもありです。

-----

という訳で、私は尋ねたいのです。

今回の福島原発事故は、本当に「想定外」なのですか?