大学の頃、私の友人はZ80や他のICを組み合わせて、自作でパソコンを作っていました。
今の「自作PC」と一緒にしないようにして下さい。彼は、コンピュータの論理回路を「自作」していたのです。
# マザーボードを自作するようなもの
そんな凄い彼に色々教えて貰いながら、私も簡単なアナログ回路やデジタル回路を作って、遊べるようになりました。
遠隔の起爆装置を使って、リモートから爆竹を鳴らして遊んでいたら、成田闘争の先輩から声をかけられて、慌てて回路図を廃棄したことも思い出の一つです。
# もう、このネタ、いいかげん止めよう。
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ここ2ヶ月くらい、電子回路未体験の若い外注さんにお願いして、簡易PLCの通信モジュールを作って貰っていました。
彼の困っている内容に対して、色々指示できることを知って、自分自身で驚いています(プルアップとか、トランジスタを使ったスイッチングとか、インピーダンス整合程度の、簡単な話ですが)。
『この歳になっても、意外に覚えているもんだなーー』と。
というか、20年も前の知識が、今も通用するという世界がある、ということでしょうか。技術の世界も『基本は、それほど変わらない』と言えるような気がします。