2021/03,江端さんの技術メモ

C++でJSONを扱わなければならなくなりました。

blog.livedoor.jp/tek_nishi/archives/10216517.html

に、

JSON for Modern C++ を紹介するよ!
ブログに書いた書いたと思い込んでてまったく触れてなかった...
このJSON読み書きライブラリは他のライブラリに依存しておらず、json.hppをインクルードするだけというお手軽さながら、JSONオブジェクトをめっちゃ気楽に扱えるようにしてくれます。

なん・・だと・・。インクルードするだけ・・ 採用決定!!

となりました。

で、早速、

$ git clone https://github.com/nlohmann/json.git

をして、

// g++ test_json.cpp -o test_json -I json/include/
// g++ test_json.cpp -o test_json -I json/include/

#include <stdio.h>
#include <string.h>
#include <nlohmann/json.hpp>  
#include <iostream>

int main(int argc, char **argv){

  using json = nlohmann::json;

  json j;

  j["pi"] = 3.141;
  j["happy"] = true;
  j["name"] = "Niels";
  j["nothing"] = nullptr;
  j["answer"]["everything"] = 42;

  j["list"] = { 1, 0, 2 };         // [1,0,2]
  j["object"] = { {"currency", "USD"}, {"value", 42.99} };  // {"currentcy": "USD", "value": 42.99} 

  std::cout << j << std::endl;  // cout

  return 0;
}

をした後、

>g++ test_json.cpp -o test_json -I c:/Users/Ebata/json/include  (git cloneが展開された場所にjson/includeというディレクトリができているので、そこをダイレクトに指示する)

を行い、./test_json を実施したら、

さくっと動きました。

では、次にこのJSONをUDP通信で飛ばしてみます。

ゲストOSがLinuxのDockerコンテナの中から、ホストOSにデータを放り出す為に使ったUDPプログラム

この↑のプログラムを前提とします

■C++送信プログラム (キモは、std::string jj = j.dump(); です)

// g++ test_send_json.cpp -o test_send_json -I C:/Users/Ebata/json/include/ -lwsock32 -lws2_32 (Windows版)

#include <stdio.h>
#include <string.h>
#include <nlohmann/json.hpp>  
#include <iostream>
#include "simple_udp_win.h" // https://wp.kobore.net/江端さんの技術メモ/post-1959/
//#include "simple_udp.h"

//simple_udp udp0("0.0.0.0",12345); // これはWindowでは動かない
//simple_udp udp0("192.168.0.8",12345); // これは使わない方がいい
simple_udp udp0("127.0.0.1",12345); // ホストOSのUDPの受信側

int main(int argc, char **argv){

  using json = nlohmann::json;

  json j;

  j["pi"] = 3.141;
  j["happy"] = true;
  j["name"] = "Niels";
  j["nothing"] = nullptr;
  j["answer"]["everything"] = 42;

  j["list"] = { 1, 0, 2 };         // [1,0,2]
  j["object"] = { {"currency", "USD"}, {"value", 42.99} };  // {"currentcy": "USD", "value": 42.99} 

  std::cout << j << std::endl;  // cout

  std::string jj = j.dump(); // これが重要(これを見つけるのに時間がかかった)

  udp0.udp_send(jj);

  return 0;
}

■C++受信プログラム (キモは、json j = json::parse(rdata); です)

// g++ test_recv_json.cpp -o test_recv_json -I C:/Users/Ebata/json/include/ -lwsock32 -lws2_32

#include <stdio.h>
#include <string.h>
#include <nlohmann/json.hpp>  
#include <iostream>
#include "simple_udp_win.h" // https://wp.kobore.net/江端さんの技術メモ/post-1959/
//#include "simple_udp.h"

//simple_udp udp0("0.0.0.0",12345);  // これはWindowsでは動かない
//simple_udp udp0("192.168.0.8",12345); // これは使わない方がいい
simple_udp udp0("127.0.0.1",12345); // これを使うのが無難


int main(int argc, char **argv){
  
  using json = nlohmann::json;

  json j;
  
  udp0.udp_bind();
  while (1){
    std::string rdata=udp0.udp_recv();

    j = json::parse(rdata); // これが重要(これを見つけるのに時間がかかった)
    // j = json::parse(rdata.c_str()); これでも動くようだが

    std::cout << j << std::endl;  // cout
   
  }
  return 0;
}

さて、そろそろ詰めに入ろうか。

■GOのJSONのUDP受信プログラム(上記の「C++送信プログラム」と対向で動くもの)

// test_recv_json.go
// go run test_recv_json.go
// golangによるjsonのudp受信"だけ"するプログラム

package main

import (
	"encoding/json"
	"fmt"
	"net"
)

type Message struct {  // とりあえず3つ
	Pi    float64 `json:"pi"`
	Happy bool    `json:"happy"`
	Name  string  `json:"name"`
}

func main() {
	addr, _ := net.ResolveUDPAddr("udp", "127.0.0.1:12345")
	sock, _ := net.ListenUDP("udp", addr)

	var j Message

	i := 0
	for {
		i++
		buf := make([]byte, 1024)
		rlen, _, err := sock.ReadFromUDP(buf)
		if err != nil {
			fmt.Println(err)
		}
		str := string(buf[0:rlen])
		fmt.Println(str)

		// 受信したメッセージをJSON形式に格納する
		json.Unmarshal(buf[0:rlen], &j)

		// JSONに格納したデータを見る
		fmt.Println(j)

		fmt.Println(j.Pi)
		fmt.Println(j.Happy)
		fmt.Println(j.Name)

	}
}

■GOのJSONのUDP送信プログラム(上記の「C++受信プログラム」と対向で動くもの)

// test_send_json.go
// go run test_send_json.go
// golangによるjsonのudp送信"だけ"するプログラム

package main

import (
	"encoding/json"
	"fmt"
	"log"
	"net"
)

type Message struct { // とりあえず3つ
	Pi    float64 `json:"pi"`
	Happy bool    `json:"happy"`
	Name  string  `json:"name"`
}

func main() {

	addr, err := net.ResolveUDPAddr("udp", "127.0.0.1:12345")
	if err != nil {
		log.Fatal(err)
	}

	conn, _ := net.DialUDP("udp", nil, addr)

	if err != nil {
		log.Fatal(err)
	}

	var j Message
	j.Pi = 3.1415
	j.Happy = false
	j.Name = "Ebata"

	s, _ := json.Marshal(j)

	n, err := conn.Write(s) // WriteToUDPを使ってはならない
	fmt.Printf("dial send: bytes=%d to=%s\n", n, addr.String())

}

 

以上

2021/03,江端さんの技術メモ

これが出ると、流石にパニックになる。

なんどリスタートしても状況が改善されないことがある。

コンピュータの再起動もやったし、

を繰り返したりした。

しかし状況が改善されない。

そして、世界には、「これ」に関する情報がほとんどない。

現状、Dockerなしでの仕事は考えられないので、かなり青ざめた。

ところが、これが意味不明に「突然直る」ことがある

ということで、私から私への提案であるが、

何か別の仕事をしながら、時々、"Restart Docker" を試してみる

を、提案する(エンジニアとしては、かなり腹立たしい対応であることは分かっているが)

焦って再インストールしたり、

https://github.com/docker/for-win/issues/7677 に記載されているような

I have made the following steps and was able to start docker successfully:
1)run "cmd" with administrator rights
2) type Regedit and enter
3)In registry editor find this folder Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Policies\Microsoft\FVE
4)inside this folder you can find "FDVDenyWriteAccess" this rule click on it choose modify and replace value data 1 with 0 , then restart docker and wait for it.

のような方法は、少なくとも1日待って、駄目だったら、試すくらいの気持ちでいよう。

合言葉は、

Docker Desktop for Windows は馬鹿

で、行こう。

========

続編

Docker Desktop for Windowsのメモリ管理やら、面倒なことを弄って、そして、論文やら報告書やらで、1月近く放っておいたら、全く動かなくなった。こいつは、構ってやらないと動かなくなるらしいです。

このアイコンの帆の部分が出なくなって、「docker desktop is runnning」の状態のまま続いて、もうウンともスンとも言わないらしいです。

ここのところ、Windows10を軽量化する為に、色々カルトな設定をしていたので、その中の一つが、Dockerのご機嫌を損ねた可能性があります

Hyper-V 周りがあやしい、と思って、管理者モードで立ち上げた、PowerShellから、

Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Hyper-V -All

なんぞを打ち来んで、待つこと10分。

無事終って再起動したのだけど、全く改善がありません。

ずっとこんな感じ。

『再インストールするしかないのかな』と暗い気持ちになっているところに、この記事を見付けました。

macでdocker desktopが起動しないときのシンプルな対処方法

要するに、

対処方法「Reset to factory defaults」の実行

というのをやればいいらしいようです。色々失うものがありそうですが、(間違いなく、Dockerのイメージは消えるだろうが)、この際『かまわん』と腹をくくって、Windows10でのやり方を試みました。

からSetttingで、てんとうむしみたいなアイコンをクリックします。

すると、「Reset to factory defaults」というのがあるので、これを押下します。

まあ、結果的に、これでdocker for Windowsは動き出すようです(前述のHyper-Vとかも関係あるかもしれません)。

ただ、

ディスクスペースを開けるのに"docker system prune"は便利だが、濫用しないこと。docker-compose buildが再び上手く動くという保障はないぞ

みたいに、何もかも「真っ白」になるので、その覚悟はして下さい。

まあ、「Dockerを再インストールするよりはいいよね」というくらいに追い込まれた時の最後の手段として使って下さい。

========

パソコンを立ち上げ直すたびに、"Reset to factory defaults"をしないと動かないので、Dockerを再インストールしましたが、状況が改善されません。

ほとほと困っていますが、Docker  Imageを毎回作り直している訳にもいきません。

で、この問題を解決する手段として、経験的に分かったことを書き下します。

(1)Docker Desktopはまともに起動するのに、PC起動後10分程度かかる(ような)気がします。

(2)もし「エントツの出てこないクジラ」のアイコンが出てきて手が打てないような状況になっていれば、[タスクマネージャ]→[詳細]→Docker Desktop.exe、その他 Dockerと名前のついているのを全部殺す

(3)メニューから、手動で、"Docker Desktop"を起動する。

これで動き出すことがあるようです。もう、「良い悪い」といっている場合ではないので、私は、Docker desktopの自動起動のオプションを外して、手動で立ち上げることにしました。なお、手動で立ち上げても、上記の対応が必要となることがあります。

まあ、何かの拍子に直ることを期待しましょう。

 

 

 

 

2021/03,江端さんの技術メモ

GO 1.5 と C++ を SWIG でブリッジさせる方法

を試してみたのですが、私は上手く動かすことができませんでした。

で、こんな風にしてみたら動いたので、記録を残しておきます。

ebata@DESKTOP-P6KREM0 MINGW64 ~/kese/swig
$ tree
.
├── main1.go
└── sc1
    ├── nop.go
    ├── sc1.h
    └── sc1.swigcxx

1 directory, 4 files
// main1.go

package main

import (
	"fmt"

	"./sc1"
)

func Dump(p interface{}) {
	fmt.Printf("%v:%T\n", p, p)
}

func main() {
	Dump(sc1.EchoIntN(8))
	Dump(sc1.EchoDoubleN(9))
}

でもって、nop.go

package sc1

sc1.h

#pragma once 

inline  int
EchoIntN( int p ) {
    return p;
}

inline  double
EchoDoubleN( double p ) {
    return p;
}

sc1.swigcxx

%module sc1
%{
#include    "sc1.h"
%}

%include    "sc1.h"

ちなみに、sc1.hのインラインをやめて、sc1.hとsc1.cに分けて実施したら、こうなった

$ go build main1.go
# _/C_/Users/ebata/kese/swig2/sc1
C:/msys64/mingw64/bin/../lib/gcc/x86_64-w64-mingw32/10.2.0/../../../../x86_64-w6
4-mingw32/bin/ld.exe: $WORK\b002\_x004.o:/tmp/go-build/sc1_wrap.cxx:279: undefin
ed reference to `EchoIntN(int)'
C:/msys64/mingw64/bin/../lib/gcc/x86_64-w64-mingw32/10.2.0/../../../../x86_64-w6
4-mingw32/bin/ld.exe: $WORK\b002\_x004.o:/tmp/go-build/sc1_wrap.cxx:292: undefin
ed reference to `EchoDoubleN(double)'
collect2.exe: error: ld returned 1 exit status

ずいぶん悩んだが、もしかしたらと思い、sc1.c → sc1.cpp   にリネームしたら、あっさり通った

sc1.hは以下の通り

#pragma once 

int EchoIntN(int);

double EchoDoubleN(double);

sc1.cppは以下の通り

//#pragma once
#include "sc1.h"

int EchoIntN( int p ) {
    return p;
}

double EchoDoubleN( double p ) {
    return p;
}

以上

 

 

 

 

2021/03,江端さんの技術メモ

シミュレータの対象人数が増えると、シミュレータがフリーズしてしまう、という問題が生じたので、まずは、手っ取り早く、Dockerコンテナのメモリとスワップを倍にしてみる処理をしてみた。

起動開始までの時間が恐ろしく長い(5分以上。なんでだ?)が、とりあえず、シミュレーション人数500人(実行時間4分弱)→3000人(22分)→4000人(16分? なんで減っている)→での稼動を確認。

しかし、5000人は失敗、4500人も失敗。では、メモリをもう2G増量。

そこで、6GBまで上げてみた。

うん、こうしても、4500人は落ちるなぁ。

websocketコネクション数の問題かなぁ?

それより、多分、これは私のPCの物理メモリが16GBしかないので、Dockerの設定を大きくしても効果が出てこないのだろう、と推測しています。

ならば、逆に6GBで設定してしたままにしておいて、コンテナの方でメモリ制限するというのは、どうかな、と思いやってみました。

以下、docker-compose.ymlで改造した部分。今回は、controlのコンテナだけメモリ増量できれば良い(それ以外のコンテナは1GBで縛る)、という方針としました。

# docker-compose のバージョン
version: '3'
# 各コンテナの情報
services:
  # postgres サービス
  postgres:
    image:  pamtrak06/postgis-pgrouting-osm:latest
    # コンテナの名前
    # container_name: postgres_db
    # Dockerfile のディレクトリパス
    build:
      context: .
      dockerfile: ./docker/postgres/Dockerfile
    # postgres 設定
    environment:
      - POSTGRES_HOST_AUTH_METHOD=trust
      - POSTGRES_USER=postgres
      - POSTGRES_PASSWORD=XXXXXXX
      - POSTGRES_DB=XXXXXX
    volumes:
      - db_data
      - ./control:/go/src/work # マウントディレクトリ指定
    expose:
      - 5432 # 兄弟コンテナから5432でアクセスできるようにする
    ports:
      - "8910-8911:5432"
    tty: true # コンテナの起動永続化
    mem_limit: 1g # メモリを1Gに制限
  db_data:
    image: busybox
    volumes:
      - /data/db
    mem_limit: 1g # メモリを1Gに制限
  app_control: # service名
    build: . # ビルドに使用するDockerfileがあるディレクトリ指定
    tty: true # コンテナの起動永続化
    volumes:
      - ./control:/go/src/work # マウントディレクトリ指定
    expose:
      - 8900
    ports:
      - "8900-8901:8900"
    image: control_agent
    # container_name: control_agent_app
    # restart: always  # ログイン時に自動起動
    # ここだけメモリの制限をしない
  app_user: # service名
    build: . # ビルドに使用するDockerfileがあるディレクトリ指定
    tty: true # コンテナの起動永続化
    volumes:
      - ./user:/go/src/work # マウントディレクトリ指定
    expose:
      - 8920
    ports:
      - "8920-8921:8920"
    image: user_agent
    # container_name: user_agent_app
    # restart: always  # ログイン時に自動起動
    mem_limit: 1g # メモリを1Gに制限
  app_bus: # service名
    build: . # ビルドに使用するDockerfileがあるディレクトリ指定
    tty: true # コンテナの起動永続化
    volumes:
      - ./bus:/go/src/work # マウントディレクトリ指定
    expose:
      - 8930
    ports:
      - "8930-8931:8930"
    image: bus_agent
    # container_name: bus_agent_app
    # restart: always  # ログイン時に自動起動
    mem_limit: 1g # メモリを1Gに制限

 

5000人は失敗したけど、4500人まで増やすことに成功しました。

それと、controlコンテナのスピードが物凄く上がっているような気がします(比較計測できませんが)。

 

 

 

 

2021/03,2021/03,江端さんの忘備録

E: Unable to fetch some archives, maybe run apt-get update or try with --fix-missing?

がでてきたら、

とりあえず、

sudo apt-get update

sudo apt-get install

だな。

 

2021/02,江端さんの技術メモ

今回のコラム「あの医師がエンジニアに寄せた“なんちゃってコロナウイルスが人類を救う”お話」で、使わなかった図面。

でも、今後、「素材として使える」かもしれないので、忘れないようにアップしておく。

ファイル名は「ワクチン_ボツ図面.pptx」で、いつものところに置いておくので、忘れないように > 私

 

2021/02,江端さんの技術メモ

(注)以下の情報は、「轢断のシバタ」先生から御提供頂いた情報です。

■SARS-CoV-2(武漢由来のオリジナルの新型コロナ)の全ゲノム情報です(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/1798174254)

■スパイクタンパク質の形です(https://numon.pdbj.org/mom/246?l=ja

■こちらはSARS-CoV-2のゲノムの解説です。この中のGene Sがスパイクタンパク、もしくはサーフェイスタンパクと呼ばれる物です。(https://plaza.umin.ac.jp/~OIO/blog/2020/05/23/full-genome-sequence-of-sars-cov-2/

■下記が、S protein(spike protein, surface protein)のDNA配列とされる全長です。

atgtttgtttttcttgttttattgccactagtctctagtcagtgtgttaatcttacaaccagaactcaattaccccctgcatacactaattctttcacacgtggtgtttattaccctgacaaagttttcagatcctcagttttacattcaactcaggacttgttcttacctttcttttccaatgttacttggttccatgctatacatgtctctgggaccaatggtactaagaggtttgataaccctgtcctaccatttaatgatggtgtttattttgcttccactgagaagtctaacataataagaggctggatttttggtactactttagattcgaagacccagtccctacttattgttaataacgctactaatgttgttattaaagtctgtgaatttcaattttgtaatgatccatttttgggtgtttattaccacaaaaacaacaaaagttggatggaaagtgagttcagagtttattctagtgcgaataattgcacttttgaatatgtctctcagccttttcttatggaccttgaaggaaaacagggtaatttcaaaaatcttagggaatttgtgtttaagaatattgatggttattttaaaatatattctaagcacacgcctattaatttagtgcgtgatctccctcagggtttttcggctttagaaccattggtagatttgccaataggtattaacatcactaggtttcaaactttacttgctttacatagaagttatttgactcctggtgattcttcttcaggttggacagctggtgctgcagcttattatgtgggttatcttcaacctaggacttttctattaaaatataatgaaaatggaaccattacagatgctgtagactgtgcacttgaccctctctcagaaacaaagtgtacgttgaaatccttcactgtagaaaaaggaatctatcaaacttctaactttagagtccaaccaacagaatctattgttagatttcctaatattacaaacttgtgcccttttggtgaagtttttaacgccaccagatttgcatctgtttatgcttggaacaggaagagaatcagcaactgtgttgctgattattctgtcctatataattccgcatcattttccacttttaagtgttatggagtgtctcctactaaattaaatgatctctgctttactaatgtctatgcagattcatttgtaattagaggtgatgaagtcagacaaatcgctccagggcaaactggaaagattgctgattataattataaattaccagatgattttacaggctgcgttatagcttggaattctaacaatcttgattctaaggttggtggtaattataattacctgtatagattgtttaggaagtctaatctcaaaccttttgagagagatatttcaactgaaatctatcaggccggtagcacaccttgtaatggtgttgaaggttttaattgttactttcctttacaatcatatggtttccaacccactaatggtgttggttaccaaccatacagagtagtagtactttcttttgaacttctacatgcaccagcaactgtttgtggacctaaaaagtctactaatttggttaaaaacaaatgtgtcaatttcaacttcaatggtttaacaggcacaggtgttcttactgagtctaacaaaaagtttctgcctttccaacaatttggcagagacattgctgacactactgatgctgtccgtgatccacagacacttgagattcttgacattacaccatgttcttttggtggtgtcagtgttataacaccaggaacaaatacttctaaccaggttgctgttctttatcaggatgttaactgcacagaagtccctgttgctattcatgcagatcaacttactcctacttggcgtgtttattctacaggttctaatgtttttcaaacacgtgcaggctgtttaataggggctgaacatgtcaacaactcatatgagtgtgacatacccattggtgcaggtatatgcgctagttatcagactcagactaattctcctcggcgggcacgtagtgtagctagtcaatccatcattgcctacactatgtcacttggtgcagaaaattcagttgcttactctaataactctattgccatacccacaaattttactattagtgttaccacagaaattctaccagtgtctatgaccaagacatcagtagattgtacaatgtacatttgtggtgattcaactgaatgcagcaatcttttgttgcaatatggcagtttttgtacacaattaaaccgtgctttaactggaatagctgttgaacaagacaaaaacacccaagaagtttttgcacaagtcaaacaaatttacaaaacaccaccaattaaagattttggtggttttaatttttcacaaatattaccagatccatcaaaaccaagcaagaggtcatttattgaagatctacttttcaacaaagtgacacttgcagatgctggcttcatcaaacaatatggtgattgccttggtgatattgctgctagagacctcatttgtgcacaaaagtttaacggccttactgttttgccacctttgctcacagatgaaatgattgctcaatacacttctgcactgttagcgggtacaatcacttctggttggacctttggtgcaggtgctgcattacaaataccatttgctatgcaaatggcttataggtttaatggtattggagttacacagaatgttctctatgagaaccaaaaattgattgccaaccaatttaatagtgctattggcaaaattcaagactcactttcttccacagcaagtgcacttggaaaacttcaagatgtggtcaaccaaaatgcacaagctttaaacacgcttgttaaacaacttagctccaattttggtgcaatttcaagtgttttaaatgatatcctttcacgtcttgacaaagttgaggctgaagtgcaaattgataggttgatcacaggcagacttcaaagtttgcagacatatgtgactcaacaattaattagagctgcagaaatcagagcttctgctaatcttgctgctactaaaatgtcagagtgtgtacttggacaatcaaaaagagttgatttttgtggaaagggctatcatcttatgtccttccctcagtcagcacctcatggtgtagtcttcttgcatgtgacttatgtccctgcacaagaaaagaacttcacaactgctcctgccatttgtcatgatggaaaagcacactttcctcgtgaaggtgtctttgtttcaaatggcacacactggtttgtaacacaaaggaatttttatgaaccacaaatcattactacagacaacacatttgtgtctggtaactgtgatgttgtaataggaattgtcaacaacacagtttatgatcctttgcaacctgaattagactcattcaaggaggagttagataaatattttaagaatcatacatcaccagatgttgatttaggtgacatctctggcattaatgcttcagttgtaaacattcaaaaagaaattgaccgcctcaatgaggttgccaagaatttaaatgaatctctcatcgatctccaagaacttggaaagtatgagcagtatataaaatggccatggtacatttggctaggttttatagctggcttgattgccatagtaatggtgacaattatgctttgctgtatgaccagttgctgtagttgtctcaagggctgttgttcttgtggatcctgctgcaaatttgatgaagacgactctgagccagtgctcaaaggagtcaaattacattacacataa

上記のDNA配列をアミノ酸配列に翻訳すると下記のMFVFから始まる配列が得られます。それ用のソフトウェアや専用のホームページなど一瞬で変換されます

この配列から立体構造を専門のソフトでシミュレーションした結果に得られた前述の画像などが、皆さんがニュースで見たことのあるスパイクタンパク質の絵です。

皆さんの身体にmRNAワクチンまたはウイルスベクターワクチンが投与されると、体内で下記のアミノ酸配列(=SARS-CoV-2のスパイクタンパク)の全部or一部が合成されます。

これに免疫系が反応して抗体が作られることになります。

MFVFLVLLPLVSSQCVNLTTRTQLPPAYTNSFTRGVYYPDKVFRSSVLHSTQDLFLPFFSNVTWFHAIHVSGTNGTKRFDNPVLPFNDGVYFASTEKSNIIRGWIFGTTLDSKTQSLLIVNNATNVVIKVCEFQFCNDPFLGVYYHKNNKSWMESEFRVYSSANNCTFEYVSQPFLMDLEGKQGNFKNLREFVFKNIDGYFKIYSKHTPINLVRDLPQGFSALEPLVDLPIGINITRFQTLLALHRSYLTPGDSSSGWTAGAAAYYVGYLQPRTFLLKYNENGTITDAVDCALDPLSETKCTLKSFTVEKGIYQTSNFRVQPTESIVRFPNITNLCPFGEVFNATRFASVYAWNRKRISNCVADYSVLYNSASFSTFKCYGVSPTKLNDLCFTNVYADSFVIRGDEVRQIAPGQTGKIADYNYKLPDDFTGCVIAWNSNNLDSKVGGNYNYLYRLFRKSNLKPFERDISTEIYQAGSTPCNGVEGFNCYFPLQSYGFQPTNGVGYQPYRVVVLSFELLHAPATVCGPKKSTNLVKNKCVNFNFNGLTGTGVLTESNKKFLPFQQFGRDIADTTDAVRDPQTLEILDITPCSFGGVSVITPGTNTSNQVAVLYQDVNCTEVPVAIHADQLTPTWRVYSTGSNVFQTRAGCLIGAEHVNNSYECDIPIGAGICASYQTQTNSPRRARSVASQSIIAYTMSLGAENSVAYSNNSIAIPTNFTISVTTEILPVSMTKTSVDCTMYICGDSTECSNLLLQYGSFCTQLNRALTGIAVEQDKNTQEVFAQVKQIYKTPPIKDFGGFNFSQILPDPSKPSKRSFIEDLLFNKVTLADAGFIKQYGDCLGDIAARDLICAQKFNGLTVLPPLLTDEMIAQYTSALLAGTITSGWTFGAGAALQIPFAMQMAYRFNGIGVTQNVLYENQKLIANQFNSAIGKIQDSLSSTASALGKLQDVVNQNAQALNTLVKQLSSNFGAISSVLNDILSRLDKVEAEVQIDRLITGRLQSLQTYVTQQLIRAAEIRASANLAATKMSECVLGQSKRVDFCGKGYHLMSFPQSAPHGVVFLHVTYVPAQEKNFTTAPAICHDGKAHFPREGVFVSNGTHWFVTQRNFYEPQIITTDNTFVSGNCDVVIGIVNNTVYDPLQPELDSFKEELDKYFKNHTSPDVDLGDISGINASVVNIQKEIDRLNEVAKNLNESLIDLQELGKYEQYIKWPWYIWLGFIAGLIAIVMVTIMLCCMTSCCSCLKGCCSCGSCCKFDEDDSEPVLKGVKLHYT

2021/02,江端さんの技術メモ

 

 

■2点間の距離の算出

 

float ST_Distance(geometry g1, geometry g2);

float ST_Distance(geography gg1, geography gg2);

 

============

139.46383010 35.6078055 と 139.48004430 35.58936550 の距離を求めろ

============

 

SELECT ST_Distance('SRID=4326;POINT(139.46383010 35.6078055)'::GEOGRAPHY,'SRID=4326;POINT(139.48004430 35.58936550)'::GEOGRAPHY);

 

st_distance

---------------

2518.87992511 (単位はメートル)

(1 行)

 

 

SELECT ST_Distance(ST_Transform(ST_GeomFromText('POINT(139.46383010 35.6078055)',4326),26986),ST_Transform(ST_GeomFromText('POINT(139.48004430 35.58936550)',4326),26986));

 

st_distance

-----------------

2534.9890933572 (単位はメートル)

(1 行)

 

============

点(139.46507, 35.59577)と source 608 の距離を求めろ

============

 

SELECT ST_Distance('SRID=4326;POINT(139.46507 35.59577)'::GEOGRAPHY, the_geom) from ways where source = 608;

 

st_distance

-------------

48.64958043 (単位はメートル)

(1 行)

 

 

■点と線の最短距離の算出

 

===================

点(139.46383010 35.6078055) と

線(139.47364070 35.59500190),(139.47500790 35.59561250),(139.47618950 35.59667510) の # 3点は繋がっている

最短距離を求めろ

===================

 

SELECT ST_Distance('SRID=4326;POINT(139.46383010 35.6078055)'::GEOGRAPHY,'SRID=4326;LINESTRING(139.47364070 35.59500190,139.47500790 35.59561250, 139.47618950 35.59667510)'::GEOGRAPHY);

 

st_distance

---------------

1667.13188667 (単位はメートル)

(1 行)

■任意の座標に近いノードを1つ抽出

SELECT source, x1 as longitude, y1 as latitude, ST_Distance('SRID=4326;POINT(139.78468208 35.64553503)'::GEOGRAPHY, the_geom) as dist FROM ways ORDER BY dist limit 1;
;
source | longitude | latitude | dist
--------+-------------+------------+-------------
742 | 139.7831864 | 35.6469072 | 20.44846388
(1 row)

 

■任意の座標に近いノードを抽出

 

boolean ST_DWithin(geometry g1, geometry g2, double precision distance_of_srid);

boolean ST_DWithin(geography gg1, geography gg2, double precision distance_meters);

 

===============

点(139.47500790 35.59561250)から半径300メートル以内の全部のノードを、近い順に出せ

===============

 

SELECT source, x1 as longitude, y1 as latitude, ST_Distance('SRID=4326;POINT(139.47500790 35.59561250)'::GEOGRAPHY, the_geom) as dist FROM ways WHERE ST_DWithin(the_geom, ST_GeographyFromText('SRID=4326;POINT(139.47500790 35.59561250)'), 300.0) ORDER BY dist;

 

 

source | longitude | latitude | dist

--------+-------------+------------+--------------

277 | 139.4742202 | 35.5952626 | 0

342 | 139.4737614 | 35.5960846 | 0

554 | 139.4750079 | 35.5956125 | 0

554 | 139.4750079 | 35.5956125 | 0

465 | 139.4756076 | 35.5956018 | 54.35238655

465 | 139.4756076 | 35.5956018 | 54.35883189

148 | 139.4753681 | 35.5942035 | 62.47683957

488 | 139.4755625 | 35.595278 | 62.47683957

277 | 139.4742202 | 35.5952626 | 78.20859781

309 | 139.4758617 | 35.5957534 | 78.9363046

309 | 139.4758617 | 35.5957534 | 78.9363046

163 | 139.4736407 | 35.5950019 | 81.2567669

597 | 139.4728928 | 35.5961536 | 81.2567669

406 | 139.4760808 | 35.5958841 | 101.79071989

211 | 139.4761077 | 35.5959027 | 104.73755527

580 | 139.4761706 | 35.5959419 | 111.52418485

201 | 139.4762056 | 35.5959637 | 115.32014973

(単位はメートル)

2021/02,未分類,江端さんの技術メモ

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