つまり、私は「全力疾走」をしていて「普通」なのです。

どの会社でも、ボーナス支給前に、その内容について上司から説明を受けると思います。

I think that in every company, your supervisor explains the bonus's details before the bonus is paid.

今回も、これまでと同様、私の評価は「普通」でした。

Again, as in the past, my rating was "normal."

妥当な評価だと思います。

I think it is a fair assessment.

文句はありませんが、

I have no complaints, though; I think

―― ラクしようとして、手を抜いた仕事はない

"I never cut corners on my work to make it easier."

とは、思っています。

つまり、私は「全力疾走」をしていて「普通」なのです。

In other words, I am "running at full speed," and it is "normal."

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この原因は、

The reasons might be, I think,

(1)そもそも私の能力が低い、あるいは、

(1) My ability is low, to begin with, or,

(2)全力疾走の方向が的外れ、あるいは、

(2) The direction of the all-out effort is off the mark, or,

(3)上記(1)(2)の両方

(3)Both (1) and (2) above

なんだろうなぁ、と思っています。

さらに、悪いことに、私には、その上記(1)~(3)に思い当たる節がある、ということです。

Worse, I know the above (1)-(3).

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『外側から見える自分の評価は、自分の中から見える評価の半分以下である』は、よく聞かれる話です。

It is often heard that "the evaluation of oneself as seen from the outside is less than half of the assessment seen from the inside.

私には2つの選択、(A)上記(1)~(3)を改善する努力をするか、あるいは、(B)「自分の評価は自分が決める」と割り切るか、があります。

I have two choices, (a) make an effort to improve (1) - (3) above, or (b) be prepared to "let my reputation be my own."

私は「ラクな道」を選びます ―― 息が切れそうですけど。

I'll take the "easy way out" -- even though I'm out of breath.

『それが無ければ、社会で人並に評価されない』という残酷な世界の「個性」です。

 

2023,江端さんの忘備録

Posted by ebata