娘を持つ全世界の父親の「共通の願い」
現在、我が家では7台のパソコン(うち2台がサーバ)が稼動中です。
今どき、パソコンが2台以上というお家は普通にあると思い、これらをLAN(ローカルエリアネットワーク)で繋ぎたい、というニーズも十分あることと思います。
ということになると、配線が不要の「無線LAN」の使用が主流になっていると思います。
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しかしですね、無線LANは、時間や天候(温度や湿度)などで、簡単にスループットが変化し、YouTubeとかを使っている人はどは、イライラすることが多いと思います。
(「え、そんなことないよ」という人。そこで黙って静かにしていなさい)
家中に、有線LANのイーサネットを配線しましょう。
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このように考えると、すぐに「壁の中にどのように入れこむか」「業者に頼まなければならない」「コストが・・・」と考えてしまう人が多いと思いますが、その発想、間違っています。
窓の外を走らせれば良いのです。つまり、屋外配線です。
「壁に穴なんて・・・」という発想している時点で負けです。
フラットケーブルを使えば、サッシの窓枠で十分挟み込めます。頻繁に開閉しない窓であれば、ケーブルが痛むこともありません。
それに痛んだら、交換すれば良いだけのことです。
私はイーサネットケーブルを、雨樋(あまどい)の配管に、結束バンドで括りつけて、1階と2階をイーサネットケーブルで繋いでいます。IP監視カメラ用に庭にも走らせておりますが、かれこれ3年以上も問題ありません。
スループットは安定しているし、原因不明の通信不良もない。pingで追跡すれば、断線箇所は直ちに特定できるし、面倒くさい暗号化も不要で、WEP,WAPのパスワードを忘れてえらい目にあうこともなく、セキュリティも万全。
有線LAN! 万歳!!
ちなみに、私、日本で一番速い電車の「無線LAN」に係わった技術者です。
まあ、それはさておき。
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リビングのパソコンに、私の愛用しているキーボード(ハッピーハッキングキーボード(HHK))を設置したのですが、本日、撤去させられました。
家族から、「使い難い」との不評の圧力に屈しました。
私は、外出先にHHKを持ち歩くこともあるくらいの愛用者で、私の「筆記具」といっても良いくらいです。
家族にとっては、CTRLやSHIFTキーの配置が異なる、漢字カナ変換のキーが異なる、など、そのクレームの理由は正当であるとは分っているのです。
しかし、二人の娘達には、いずれは、LinuxのCUI(コマンドラインユーザインターフェース)で、PerlやRubyで、バッチプログラムをさくさくと書いてしまるようなスキルを身につけて欲しい、と思うのは、
―― 娘を持つ全世界の父親の「共通の願い」
であると思います。
そうですよね。私、間違っていませんよね。
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父親にHHKを撤去させるなど、
「そんなことで、世界を震撼させる一人前のハッカーになれると思っているのか!」
と、今夜あたり、娘達を説教をしたいと思っています。