江端家愛用包丁の修理
江端家では、2本の愛用包丁(南部鉄(*))があります 。これらの包丁は、長期の使用で私が修理を繰返して使い倒しています。
(*)鉄分補給がしやすい、という特徴があるそうですが、包丁(×鍋、×フライパン)でその効果が発揮できるのかは不明です
今回も柄が折れしまったので、Amazonで新しい柄を購入して修理することにしました。
で、こちらが解体した包丁。
解体に際に気を付けることは、包丁に力を加えないこと。包丁の金属の柄の部分は、すでに長期に渡って金属疲労が与えられ続けられており、簡単に「ポッキリ」いきかねないから。包丁の刃の柄が折れたら、もう再利用はできない
木の柄の部分と、プラスチック(黒)の部分を、ペンチやニッパーを使って、地道に破壊していくことが必要。
Amazonから届きました。
コンロで、刃の柄の先端が真っ赤になるまで加熱する。
あとは、鉄の柄を、木の柄に差し込むだけ。簡単にズブズブと刺さる。(私の場合)刃を立ててそのまま押し込みました。
本当は、この後、ロウを入れたりするらしいが、私は全部省略して、自然に冷えるのを待って作業を完了しました。
(追記)
その後、刃の柄が、木の柄にガッチリ固定されずに、グラグラしてしまうので、一度、刃の柄を出した後、木の柄の溝に木工用ボンドを投入して、一日程、放置した。
結果としては、固定されなかった。
これは、木工用ボンドが柄の中で固まらなかった為と思われる(多分、まだ液状になっているのだと推測)。
そこで、刃の柄を、木の柄に差し込んだ状態で、刃をコンロの火に晒してみた。これによって、木工用ボンドを強制的に乾燥させる為である。
上手く接着できたかどうかは、後日報告する。
以上