psql -U postgres -h 192.168.0.23 -p 15432 が突然繋がらなくなった件

先日購入した持ち歩き用のPCですが、普段は、自宅で実験用のデータベースサーバとして使っています。

本日、とあるソフトをインストールしたら、psql(Postgresqlのクライアント)が繋がらなくなりました。

C:\Users\ebata>psql -U postgres -h 192.168.0.23 -p 15432
psql: error: could not connect to server: Connection timed out (0x0000274C/10060)
Is the server running on host "192.168.0.23" and accepting
TCP/IP connections on port 15432?

まあ、間違いなく、そのソフトのインストーラが、『頼みもしないセキュリティを勝手に設定していきやがった』のは確実です。
私はこういうソフトウェアに心底頭に来ています。
こちらは、少ないコンピュータリソースを四苦八苦しながら回しているので、こういう所業をしてくるソフトウェア会社の「保身」の無神経さを、許せません。

私が、自宅のドメインの中のシステムで、どういうセキュリティの設定をしようが、私の自由です。人の庭に勝手に手を入れるな! と怒鳴りたい気持です。
(江端家ネットワークのファイアウォールを破って侵入して、PCを乗っとられたら私の負けですので、その時は『負けました』といいます)

で、まあ、これからのこういうことがありそうなので、もう壮大にセキュリティを緩めてしまいました。

この後、名称を「全てのTCPのポートをオープン」とかして、登録しました。

で、この後、再度psqlでアクセスしてみたところ、無事に

C:\Users\ebata>psql -U postgres -h 192.168.0.23 -p 15432
Password for user postgres:
psql (13.4, server 12.5 (Debian 12.5-1.pgdg100+1))
Type "help" for help.
postgres=#
と、ログインできるようになりました。
こういう所業をしてくるソフトウェア会社の「保身」によって、私のPCの一台のセキュリティレベルが下がりました。
もし、江端家のシステムやPCがクラッキングを受けたら、この会社の責任です。
以上

2022/11,江端さんの技術メモ

Posted by ebata