初音ミクの「インターナショナル」
初音ミクは、人の声を生成する楽器ですので、どのような歌でも歌わせることができます。
いかなる、思想、歴史、政治、体制、まったく制約はありません。
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今朝、久々に、「初音ミク」のことを思い出して、日記のネタを考えていました。
―― 「初音ミクの『君が代』」は当然にあるだろう。なにしろ、祝詞(のりと)まであったくらいなんだから。
―― しかし、「初音ミクの『インターナショナル』」はないだろう。
―― よし! 今日は、このネタで書こう。
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「インターナショナル」とは、
■社会主義者の歌の一つで、基本的には共産主義革命を目指す運動家によって良く歌われた歌です。
■労働組合運動の団結意識を高める際にも歌われました。
■1960年、70年安保闘争、学生運動でもよく歌われました。
■1917年から1944年の間、ソビエト連邦の国歌でもありました。
それは、まさに「革命歌」
―― 起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し ♪
―― 醒めよ我が同胞(はらから) 暁(あかつき)は来ぬ ♪
―― 暴虐の鎖 断つ日 旗は血に燃えて ♪
―― 海を隔てつ我等 腕(かいな)結びゆく ♪
―― いざ闘わん いざ 奮い立て いざ ♪
―― あぁ インターナショナル 我等がもの ♪
旋律も本当に美しく、多くの革命を目指す人達に愛されてきたというのも理解できます。
実は、私、一番だけなら「歌えます」
当時、もう学生運動の残滓だけが残っていた大学の自治寮で、先輩に教えて貰いました(つまり口伝です)
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「これを、初音ミクに歌わせてみよう! かなり評判になるにに違いない!!」
「今の日本の左翼勢力が、私にテロをかけるだけの力量は残っていないだろう」
てなことを考えながら、それでも、念の為、ネットで調べてました。
初音ミクの「インターナショナル」を見つけて、がっかりでしたが、一応、 聞いてみました。
それで ―― 「自我崩壊」を起こしそうになりました。
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私のもっていた「インターナショナル」のイメージはこちら
「初音ミク『インターナショナル』」はこちら
・・・もう、本当に、何がなんだか・・
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ちなみに、私、赤松健先生の「世界平和戦略」を本気で信じている一人です。