なんと言えばいいのですかね ―― ちょっとまだ上手く言語化できないのですが、敢えていうのであれば「上手」「下手」って感じでしょうか。

私のような仕事(シミュレーション、通信プログラムの作成)になると、パソコン(PC)のリソースを極限まで使うことがあります。

About my works (creating simulations, communication programs), I sometimes use the resources of my personal computer (PC) to the limit.

極限を超えると、アプリケーションは止まり、PCがフリーズします。

When the limit is exceeded, the application will stop and the PC will freeze.

そもそも、WindowsやLinuxのオペレーティングシステム(OS)は、このような事態が発生しないように、コンピュータのリソース管理を行うのですが、私たちの仕事は、OSのコントロールを超えたところにまで及ぶことがあります。

In the first place, the Windows and Linux operating systems (OS) manage the resources of the computer to prevent this from happening, but our work can extend beyond the control of the OS.

そのような状態になると、これまでの仕事が全部オジャンになりますので、避けなければなりません。

All the work I have done so far will disappear, so I must avoid such a situation.

つまり、PCの世界の中を、OS任せにしないで、自ら管理・制御することが必要になる(ことがある)のです。

In other words, it is (sometimes) necessary to manage and control the inside of the PC world by myself, without leaving it to the OS.

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私がPCに向かっている時、それは、一人であり、「究極のボッチ」である ―― かのように見えます。

When I'm at my computer, it seems that I am a lonely and un "ultimate isolation".

しかし、複数のタスクを一つもダウンさせることなく、同時にコントロールする「最強のリア充」である ―― とも言えます。

However, it can be said that it is the "sociable person" that controls multiple tasks at the same time without downing any one of them.

つまり、自分がどう見えるか、人から自分がどう見えているか、それは、つまるところ相対的なものである、ということです。

In other words, how you look, and how others see you, is ultimately relative.

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『陽気で外交的でリーダーシップが取れるという人間』 ―― これを「陽キャ」というそうですが、

"A person who is cheerful, diplomatic, and capable of leadership" -- this is called a "cheerful".

これは長い間 ―― 少なくとも、私がティーンだった時代から、「陽キャ」は不動の価値観として君臨し続けてきました。

This has been the case for a long time -- at least since the days when I was a teenager, and "cheerful" has continued to reign as a steadfast value.

この反意語として「根暗」「陰気」「ネガティブ」「陰キャ」という形容句が、人の蔑む言葉として濫用されてきました。

As antonyms, adjectives such as "dark-hearted," "gloomy," "negative," and "nerd" have been abused as derogatory terms for people.

ただ、このような「陽キャ」と「陰キャ」という対立構造は、ネットというバーチャル空間の乱入によって、以前のように対比できなくなっているように思います。

However, I think that this structure of opposition between "cheerful" and "nerd" can no longer be contrasted as it used to be due to the intrusion of the virtual space of the Internet.

なんと言えばいいのですかね ―― ちょっとまだ上手く言語化できないのですが、敢えていうのであれば「上手」「下手」って感じでしょうか。

I don't know how to put it into words, but if I had to, I'd say "good" and "bad".

(続く)

(To be continued)

2021/02,江端さんの忘備録

Posted by ebata