2022/09,江端さんの忘備録

ロシアのウクライナ侵攻以来、小説の中の話が、現実でもちゃんと使えるんだ、ということを実感する日々です。

Since Russia's invasions of Ukraine, I have been realizing that fiction stories in novels can be used properly in real life.

1つ目は、『核抑止力』というものが、それなりに機能しているという事実です。

First of all, the fact is that "nuclear deterrence" is working to a point.

現時点で、ロシアもNATOも、核兵器を使用していません。

At this time, neither Russia nor NATO uses nuclear weapons.

正直、私は、「戦略核」の使用はないとしても、「戦術核」はありえるのではないか、と危惧していましたし、今も危惧し続けています。

Frankly speaking, I have feared and continue to fear that even if "strategic nuclear weapons" are not used, "tactical nuclear weapons" are possible.

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2つ目は、新しい"核"兵器としての原発の利用 --- 『原発(原子力発電所)攻撃』です。

Secondly, a new nuclear weapon using nuclear power plants --- "nuclear power plant attack"

今も続く、ロシアによる原発攻撃(*)によって、世界中が震撼しているのはご存知の通りです。

As you know, the world is still shaken by the ongoing Russian attack on nuclear power plants(*).

(*)ロシアは、「ウクライナによる攻撃」と主張

(*) Russia claims "attack by Ukraine

私は、日本国民が、『電力を作り出す原発』が『常時電力を供給し続けなければ、とんでもないことになる』ことを、心底から理解できている、世界唯一の国である、と信じています。

I believe that the Japanese are the only people in the world who truly understand that "nuclear power plants," which produce electricity, "would be in serious trouble if they did not constantly supply power".

もちろん、これは、福島原発事故の、あの「全電源消失」のことです。

Of course, this refers to the "total loss of power" of the Fukushima nuclear accident.

この『原発(原子力発電所)攻撃』というのは、『原爆(原子爆弾)開発』と比べて、おろそしく簡単で、ウルトラ低コストです。

This "attack on nuclear power plants" is ludicrously easy and ultra-low cost compared to "developing atomic bombs".

原子炉本体を攻撃する必要もなく、送電網の破壊だけで足ります -- 『破壊工作員、数人程度』で十分いけるんじゃないかな、思います。

There is no need to attack the reactor itself, only to destroy the power grid -- "a few saboteurs" should be enough.

本当に「想定外」なのですか?(2011-03-29の日記)

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このように、戦略核 -> 戦術核 -> 原発攻撃 と -----

Thus, strategic nuclear weapons -> tactical nuclear weapons -> nuclear power plant attack,

私たちは、「核廃絶」どころか、3つめの核兵器を「発見」してしまったのだなぁ、と実感しています。

I realize that we have not "abolished" nuclear weapons, but rather "discovered" a third nuclear weapon.

2022/09,江端さんの技術メモ

Golangで "OpenError: sql: unknown driver "postgres" (forgotten import?) "で悩まされていました。

よく分かりませんが、"go.mod", "go.sum"とかをいじることなく

(1)ターミナルから、

go get github.com/lib/pq

として、

(2)import に

import (
   //  色々
    _ "github.com/lib/pq" // ←これを追記
)

で動きました。

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官房長官が、一番最初に「ミリシーベルト」の単位を発した時の恐怖は今でも覚えていますし、「1時間当り300ミリシーベルト」が出てきた時には、本当に倒れそうになりました。

3000ミリシーベルトで人は死ぬ。

私が、原発正面玄関前(原子炉建屋ではない)に10時間立っているだけで死ぬ。

真っ青になったことを覚えています。

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それなのに、今や「1000ミリシーベルト」単位が日常的に語られている。

これは、もの凄く恐しいことだと思います。

私のイメージでは、今回の事故が人類史上の最悪の地震で発生したものでなかったとすれば、

○東京電力の社長以下、重役クラスは10回辞任し、

○内閣は20回倒れて、政権政党もなくなってしまっている、

というくらいの大惨事です。

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もうこれ以上の悪くなり事態は考えられないだろう、と思っているところに、

○建屋が水素で爆発し、

○放射能物質の放出を前提とした格納器の蒸気を大気に排出し、

○単なる保管しておいただけの使用済み核燃料が3000度近い熱で溶け出し、

○放射線の暴風圏内に突入するという命と引き換えの放水作業が行われ、

○"1000万倍"という高濃度の汚染水で作業員が被爆する

そして、

○修理したくても強烈な放射線で原子炉建屋に近づけず、その間にも燃料棒が溶解して、さらに放射線量が増えていく。

腹立たしく思っても、暴走中の原子炉をミサイルで破壊でもしようものなら、それこそ日本全土が高濃度放射能物質で汚染されるし、原子炉を運搬しようにも、その間の被爆で間違いなく死者が出る。

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私は、これまで、数多くの「原発クライシス」に関する書籍、映画、ドキュメントを見てきましたが、どれもこれも、

『我が国で、現在進行形で起きている事態以上のシナリオはどこにもなかった』

と断言できます。

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今回の福島原発事故は、想定外の津波に因るものとされています。

でも、少し考えてみたいと思います。

その「想定外」が事実であったとしても、津波は原子炉への直接の

被害は与えていないのです。

津波は、バックアップ用のディーゼル発電機とその周辺機器を無力化しただけです。

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では、私が10人くらいのテロリストを募って、3年くらいの破壊工作の訓練を受けて、福島原発に侵入してみたらどうでしょうか。

ダイナマイトで、送電塔を全部倒壊させて、ディーゼル発電機を破壊し、その後、武器で発電所を制圧して、建屋の人間を全部人質として立て籠ったら?

燃料棒溶解なんぞ待たないで、拳銃で職員を脅して、中央制御室から、燃料棒を引き上げさせてそのまま放置しておいたら?

警察の姿が視認できる度に、人質を纏めて数人くらい殺害して、原子力発電所に誰も入れないようにしたら?

勿論、テロリストである私とその同士達は、端から自分の命が助かろうという気持ちは欠片もありません。

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放射性核燃料が手がつけられなくなる前に、民間人の犠牲者を前提に、特殊部隊は、私達テロリスト全員をきちんと殲滅してくれるでしょうか。

なんか、別の福島原発事故を「創り出す」ことは、そんなに難しくないように思えます。

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残念ながら、この発想、私のオリジナルではなく、「神の火」(高村薫著)の最後のシーンから盗用しています。

この著書の中では、主人公とその友人のたった二人が、冬の夜の原発に襲撃をかけ、原子炉格納容器の蓋を開くというテロに成功します。

しかも、その緻密な計画は、読者からしても全く無理がなく、十分に現実可能な範囲にあると思えました。

このテロを防ぐには、武装した一個分隊を、日本の稼働中の原発の全てに配置しないと駄目だろう、と思えます。

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もっと話を簡単にしてみましょうか。

我が国と仲が良いとは言えない隣国が、「瀬戸際外交」を踏み越えて、日本の原子炉全部をミサイル攻撃、または空爆してきたら、どうなるのでしょうか。

血の気の引くような思いをする時間もなく、一瞬で国土と水は放射能で汚染され、(国家の存亡はどうでも良いですが)、国民の大半は生命と引き換えの被曝に晒されるのでしょうね。

知らない人も多いかと思いますが、1981年に、現実にイスラエルがイラクの原子力発電所を空爆しています(バビロン作戦)。

戦争となれば、なんでもありです。

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という訳で、私は尋ねたいのです。

今回の福島原発事故は、本当に「想定外」なのですか?

2022/09,江端さんの忘備録

最近、長女が、ロシアによるウクライナ侵攻を見て、真剣に国防を考え出しているようで、大変、興味深いです。

It is very interesting that my senior daughter has recently started to seriously consider national defense after seeing the Russian invasion of Ukraine.

# 正確に言うと『国防』ではなくて『逃亡』ですが。

# To be precise, it's not 'national security' but 'escape'.

―― どこに逃げればいいの?

"Where to escape?"

と、真剣に心配しています。

She is seriously concerned.

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「我が国(日本)が、今後、どういう流れで戦争に巻き込まれていくか」 ―― というシミュレーションは、私にとっては、大好物のネタですので、そのいくつかのシナリオを長女に語りました。

Simulations of how our country (Japan) might be drawn into a war in the future are a favorite topic of mine, so I told her about some of the scenarios.

昨夜は、これに加えて、「ロシアから見た正義」と「中国から見た正義」についても解説してみました。

Last night, in addition to this, I also explained "justice from the Russian point of view" and "justice from the Chinese point of view".

―― 彼らには、彼らなりの、戦争をしかけるだけの正当な理由がある

"They have their own, justifiable reasons for starting a war"

という私の話が、長女を、さらに不安にさせているようです。

The stories of mine seemed to make her more anxious.

それはさておき。

Aside from that.

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以前、私は、長女と次女の近代歴史知識の乏しさを批判し、逆に論破されたことがあります。

I once criticized my daughters for their lack of modern historical knowledge, and was rebutted.

「いや、『四人組』とか『文革』とか、嫌な話がテンコ盛りでしょう?」(2017-04-15 の日記)

実際に、歴史の教師は「歴史が重要だ」と言い続けていますが、はっきり言います―― 「古代エジプトのファラオが誰であろうか、その国が滅びようが、それが何だと言うのか」

一方、嫁さんの方は、近年「忠臣蔵」のドラマが放送されていないことに、重大な危機感を感じているようです。

On the other hand, my wife feels a serious sense of crisis over the fact that no "Chushingura" dramas have been broadcast in recent years.

『日本人から、「忠臣蔵」の精神が失われたら、どうするんだ』と。

"What if the spirit of Chushingura is lost from the Japanese people?"

私は、こちらについては、心底"どーでもいい"と思っています。

I am truly "not concerned" about this.

しかし、以前『徒党を組んだ地方浪人による、テロ事件』と語った時に、もの凄く怒られたので、黙っています。

However, my wife was extremely angry with me when I told her that it was "a terrorist attack by local ronin who formed a clique," so I have kept my mouth shut.

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私たちは、自分なりの価値観で、その価値観を他人にも理解して欲しいと考えますが ――

We have our own set of values, and we want others to understand those values, but--

結局のところ、そういう試みの多くは、『無駄』に終わります。

After all, such attempts will be in vain.

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In the sightseeing tour of Taiwan, we, whole family went to National CKS Memorial Hall.

私は、太平洋戦争末期の、台中のドタバタについては、興味があるので、とても楽しみにしてたのですが、滞在時間が ―― たったの30分。

Personally, I am very interested in a history of confusion between Taiwan and China in the of WW2. However the residence time was just half an hour.

I wanted to say

「3時間くれよ」

"Give me three hours"

というのは無理なんだろうなー、ということは分かっています。

But even I know that it might be impossible.

私のような人間の数は、少ないのだろうと、自分でも思いますから。

Persons like me, are few, I also think.

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中正紀念堂内での、長女との会話です。

In the hall, I talked to senior daughter.

江端:「このあたりの歴史については、受験勉強で詳しく勉強したのだろう?」

Ebata:"Did you study the history around this period for college exams?"

長女:「あんまり好きじゃないんだよね、この時代は」

Daughter:"I don't like this era and area."

江端:「ふーん、なんで」

Ebata:"Well why?"

長女:「いや、『四人組』とか『文革』とか、嫌な話がテンコ盛りでしょう?」

Daughter:" "Gang of Four" and "cultural revolution", there were a lot of bad stories in this era"

江端:「・・・は?」

Ebata:"What?"

長女:「いや、だから、"革命"を叫ぶ若者が国内を滅茶苦茶にしたという・・・」

Daughter: "Well, young people shouting" Revolution "made domestic messy ..."

江端:「それは『大陸(中華人民共和国)』の話だ! 『島(台湾)』の方では、文化大革命など起きていない!!」

Ebata:"That was a story of the" Continent (People's Republic of China)". Cultural Revolution has not occurred in Island (Taiwan) ! "

長女:「え? 台湾って、中国でしょう?」

Daughter: "W-Taiwan, is China isn't it?"

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まさか、こんなローカル(江端家内部)で、こんな形の、こんなコテコテの、

No way, in such a local (inside the Ebata's), I didn't expect to face this stereotypical

―― 「二つの中国」問題

"Two Chinese" issues

に、遭遇するとは思いませんでした。

2022/09,江端さんの技術メモ

golangを使った、postgresqlのinsertの方法

/*

こんな感じで、DBとTableを作りました

create database agent_db;

create table LocMessage(
	ID     int,
	Lat    double precision,
	Lng    double precision,
	TYPE   varchar(10),
	POPUP  int,
	RealId int,
	PersonState      int,
	BikeState        int,
	StartStationLat  double precision,
	StartStationLng  double precision,
	GoalStationLat   double precision,
	GoalStationLng   double precision,
	StartStationName varchar(40),
	GoalStationName  varchar(40)
);

ちなみに、全部小文字になるみたいですねえ。
agent_db=# select * from locmessage;
 id |  lat   |  lng  |   type   | popup | realid | personstate | bikestate | startstationlat | startstationlng | goalstationlat | goalstationlng | startstationname | goalstationname
----+--------+-------+----------+-------+--------+-------------+-----------+-----------------+-----------------+----------------+----------------+------------------+-----------------

*/

package main

import (
	"database/sql"
	"log"

	_ "github.com/lib/pq"
)

func main() {

	db, err := sql.Open("postgres",
		"user=postgres password=password host=localhost port=15432 dbname=agent_db sslmode=disable")
	if err != nil {
		log.Fatal("OpenError: ", err)
	}
	defer db.Close()

	//_, err = db.Exec("insert into locmessage(id,lat,lng,type,popup,realid,startstationlng ) VALUES(1, 139.0, 38.0, 'PERSON',1,1,222.222);")
	// _, err = db.Exec("insert into locmessage(id,lat) VALUES(a, b);")
	//ins, err := db.Prepare("insert into locmessage(id,lat,lng,type,popup,realid,startstationlng ) VALUES(?,?,?,?,?,?,?)")
	ins, err := db.Prepare("insert into locmessage(id,lat,lng,type,popup,realid,startstationlng ) VALUES($1,$2,$3,$4,$5,$6,$7)")
	if err != nil {
		log.Fatal("db.Exec Error: ", err)
	}

	a := 1
	b := 139.02
	c := 38.02
	dd := "Tomoichi"
	e := 1
	f := 1
	g := 333.333

	//ins.Exec("1", "139.0", "38.0", "BIKE", "1", "1", "222.222")
	//ins.Exec(1, 139.01, 38.01, "BIKE", 1, 1, 222.222)
	//ins.Exec(1, 139.0, 38.0, 1, 1, 1, 222.222)
	ins.Exec(a, b, c, dd, e, f, g)

}

とりあえず、これでデータベースの書き込みはできるみたい。

2022/09,江端さんの忘備録

「オリジナル原稿購読希望」をされる方が、止まりません。

The "original manuscript subscription applicants" are coming even now.

―― 『とある宗教団体』を直撃する内容

今ごろになって、『もし、期待外れだったら、どうしよう』と心配になってきました。

By now, I'm starting to worry, 'What if it's a disappointment for them?'

私は、「この内容なら大丈夫」と勝手に判断したもので、そんなに、凄い内容とは思っていなかったものなのです。

I had judged on my own that the content would be OK. and I did not think it would be that great.

(但し、編集部は"削除"を、嫁さんは"休載"を、要求する内容ではあったようですが)

(However, it seems that the editorial department demanded "deletion" and the wife demanded "suspension of publication.)

―― この教団に関する本(教義も含む)を数冊読めば、誰でも分かる程度の内容

"Enough for anyone to read a few books on this cult (including its doctrines)"

です。

―― 宗教団体のネタにコメントすると、面倒くさいことになる

(応募者が0人が、連続2日を経過した段階で、配布を予定しております) の要件が満たさていません。

(After zero applicant after two consecutive days, I will publish it. ) is not satisfied now.

この週末に編集作業を進めますが、リリースはもう少しお待ち頂くかもしれません。

I will work on editing this weekend, but may have to wait a little longer for release.

悪しからずご了承下さい。

Please understand that I apologize.

2022/09,江端さんの技術メモ

(Step.1) vscodeでmarkdownを使って本文を書いて、PDF(A4サイズ)にする

vscodeに以下の拡張機能は絶対に入れる

Visual Studio CodeのMarkdown編集から、いきなりPDFを作ったり、目次を追加したりできる件

vscodeでMarkdownを使って文章を書いている時、図面のコピペを文書の中にサクっと入れることができるアドイン "Paste Image"

(Step.1) SAIやPowerPointを使って、表紙と裏表紙を描いて、PDF(A4サイズ)にする

(Step.3) ConcatPDF(GUI)を使って、上記をマージして、書籍の名前のファイル名に保存する

(Step.4) 「江端さんの本屋さん」へアップロードする

新しいファイルをドラッグして、完了

ちなみに、以前のバージョンを購入して頂いた方は、最新版を無料で御提供する旨を、メッセージに追加(現在は、『メールでご連絡下さい』としているが、自動的にやる方法があるのか? 現在調査中)。

 

2022/09,江端さんの忘備録

最近、自分が老害の側に立っているなぁ、と実感します。

Lately, I realize that I am standing on the side of the old man, that menas, problems caused by the elderly (esp. gerontocracy, and elderly people's control over the young)

なるべく、若い人の考える発想や感性に『手を出さないように』と心がけているのですが、これが、なかなか難しいです。

I am trying not to touch youth ideas and sensibility, however, it is hard for me.

ご存知とは思いますが、私は、社会的な正しさや、常識と言われているものに対して、『本当にそうだろうか?』と疑義を呈することを、仕事のネタにしています。

As you know, one of my businesses is to make questions against the social and political correctness.

そして、その正しさや常識を、『数字』を使ってひっくり返す、という趣旨のコラムの連載を続けています。

So I continue to write a series of columns with the aim of using "numbers" to to turn the correctness and common sense upside down.

つまり、

It means,

―― (主に、若い人の考えがちな)アイデアを、その場で叩き潰すことができるだけのネタが、頭の中に満載されている

"I have a lot of logics to knock down the ideas that young people tend in my mind"

のです。

しかも、そのネタとは、具体的な数値がスラスラ出てくる、という状況です。

To make the worst, I can show them using many specific numbers.

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私は、自慢をしている訳ではないのです。

I am not trying to brag.

「年齢を重ねる」ということは、こういう経験や計算をする時間が「長かった」という、それだけのことです。

"Getting older" menas that I have had "more time" to have these experiences and calculation. That is all.

シニアは、生きている期間が長いだけで『強い』のです ―― これが、権力です。

Senior is stronger, because of their life time. This is power.

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私は、若いころに、様々なアイデアや理想を、年上の人に叩き潰されてきました。

When I was youth, several ideas and ideals of mine had been broken by seniors.

年上の人のロジックは、常に完璧でした。ですので、私は常に挫折を続けてきました。

Their logics were always perfect, and I had to continue to lose.

それ故、私が、「人の言うことを聞かない能力」という観念に到達するまでには、随分時間がかかったものです。

Therefore, it took me a long time to arrive at the cencept of "the ability not to listen to others".

柔軟で、頭が良く、コミュニケーションが高い若者、いわゆる「有能な若者」は、簡単に『老害』の餌食にされる傾向が強いです。

Flexible, smart, and communicative young people, the so-called "competent young people", tend to be easily preyed upon by the "old".

私は、『潰される側』と『潰す側』の両方で、この事実を知っています。

I know this reality from the side of 'crushed side' and the 'crusher side'.

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ですから、今の私に必要なものは、

So, I think that what I have to have is

『知っていることを、沈黙し続ける能力』

'The ability to remain silent about what I know.'

です。

そして、その能力を最大限発揮する最も簡単なアプローチは『議論をしない』ということです。

And the easiest approach to maximize that ability is to 'not argue'.

今の私には、『"お互いに分かり合わない"努力』が求められていると、実感しています。

I realize that I am now required to make an effort to "not understand each other.

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部屋に鉄棒を作ってみた

この鉄棒(正確には金属管)、ぶら下がっている最中に、回転してしまい、グリップで体を支えられない、という問題に気がつきました。

という訳で、鉄棒が回転しない方法を考えました。

アタッチメントを外して、ゴムなどを詰め込むという方法もありましが、アタッチメントを同じ木材の穴に取りつけると、強度が落ちると考えました。

そこで強制的に、アタッチメントと鉄棒(金属管)に穴を開けて、そこに、ネジを差しこむことにしました。

まず、センターポンチで小さい穴を開けて、そこに金属ドリルの先端を当てて、電動ドリルで穴を開けるのですが ―― 酷く苦労しました。

一つの穴を開けるのに20分間程度の時間がかかりました。

おまけに、ドリルが折れてしまったので、他のドリルを使いながら、何とか穴を貫通させて、ネジを差し込むことができました。

これは、ねじ山が折れてしまったケースです(結果として良くなりましたが)

微細な金属片が飛び回るので、メガネは必須でした(本当はスキーゴーグルを装着するべきだったと思います)。その後の部屋の掃除も大変でした。

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結果、鉄棒が回転しなくなり、ぶら下がりやすくなりました。

ちなみに、お世話になっている医療従事者の方から、以下のアドバイスを頂きました。

見た目はマヌケかもしれませんが、しっかりと安定した踏み台をおいて、足をつけた状態でぶら下がることからスタートすることをお勧めいたします。
このアドバイスは『とても』正しいです。
もし、天井の鉄棒にとびついて、ぶらさがったら、私は、高い確率で入院する自信があります(筋肉の裂傷とか、簡単に起きそう)。
そうなれば、家族だけでなく、担当されるお医者さんからも『バカ』と言われそうなので、当面は「ぶらさがり(仮)健康法」で、じっくりやっていきたいと思っております。
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ぶらさがり(仮)健康法」は、慣れてくると、なかなか気持ちが良く、スッキリした気分になります。

ぶらさがる」時に、体がコキコキと鳴って、正常な位置に骨が戻されているような感じもいいです ―― まあ、錯覚かもしれませんが。

2つめの鉄棒(木棒)を作りました。