2012,江端さんの忘備録

清水義範の「読み違え源氏物語」を読んでいます。

○夕顔の死因は、六条御息所の怨念ではなく、

○空蝉、惟光を共犯とする、頭の中将の陰謀であり、

○夕顔は空蝉と同一人物で、しかも死んでいない

という、ぶっ飛んだ、「源氏物語殺人事件」に仕上がっています。

こういう本は楽しい。

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ところで、私が「夕顔」「六条御息所」「頭の中将」とかの名前をスラスラ出せるのは、

「文部科学省の指導要項による古文の教育の成果」などでは、

『断じて無く』

全て、

大和和紀による漫画コミック、

「源氏物語 あさきゆめみし」

の内容を完全暗記していることと、

そして最近では、

魔夜峰央による漫画コミック

「パタリロ源氏物語!」

で、内容の理解が再強化されている為です。

源氏物語に関しては、文部科学省の指導要項(要するに古文の教科書)は不要でした。

# というか、むしろ邪魔。

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文部科学省は、(教育を統制する機関としてのメンツと立場もあるのだろうけど)、

「古典をつまらなくする為に存在しているのだろうか」

とまで邪推することがあります。

なんで、源氏物語を、わざわざ読みにくい原文で記載するのかな。

漫画とまでは言わないけど、現代訳で「内容」を楽しませるのが先だろうが。

そして、現在の価値観に照らして、

『「光源氏」に殺意を覚える』

というくらいまでの親近感を持たせることが大切だと思うんですが。

どうでしょうか。

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付録

源氏物語の「『光源氏』批判」としては、あまりに著名な「笑う大天使」(川原泉)より、長文抜粋。

---- ここから -----

(1)校則違反(?)の罰として、源氏物語の全文読破とレポート提出を課せられた3人の女子高校生の、レポート作成中の会話

「女癖は悪いし、くっだらねえ事で悩むし泣くし」

「マザコンでロリコンで不倫大好きの変態だよな」

「この平安人は恋愛沙汰以外にな~んも考えとらんぞ」

(2)提出されたレポートの結言

『――結論

…だから光源氏とゆー人は、女の人の迷惑も考えずやみくもに本能のまま行動し、知的ブレーキのあまり利かない性格か或はブレーキ自体が存在しない質であり、いわゆる「歩く煩悩様」の典型的な例だと思われます。(更科柚子)』

『――結論

…ゆえに光源氏とゆー人は、性的衝動の赴くまま、他を顧みる事無く自らの欲望を満足させなければ気がすまないミーイズムの人であり、このよーなタイプはさしずめ「性衝動人」と申せましょう。(司城史緒)』

『――結論

…つまり光源氏とゆー人は、独りよがりの悩みで周囲の人々を不幸に巻き込むだけでなく、さらにその執着心と多情さで不幸を拡大させるとゆー得意技がパターン化された「増殖ワラジムシ」であるといえる。(斎木和音)』

---- ここまで -----

2012,江端さんの忘備録

「浮気」というものに関して、私はその定義を知りませんし、それをモラルの観点から、どうこう言うつもりもありません。

ただ、「浮気」というのは

『隨分と、コストがかかるんじゃないのかなぁ』

という漠然とした予想があります。

# ここでいうコストとは、「金」と「時間」のことだけです。「リスクコスト」は勘案しません。

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少し気になったので、

「浮気の経済学」

「浮気の時間捻出法」

「浮気の最適化問題」

などのキーワードで、ちょっと調べてみたんですが、客観性を担保した学術論文や特許などは、見つけることができませんでした。

ちなみに、

「30日完成 浮気」

「チャート式浮気方法」

「たった2年で浮気できる方法」

などの、「浮気」未体験者に対するハウツー本は発見できず、

「浮気で儲ける方法」

のようなビジネスモデルは、絶無でした。

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私は、「飲み会」に行く金があれば、その金で「GPSの固定アンテナを自宅の屋根に設置したい」と考える人間です。

# 「GPSの計測誤差から、地震予知ができるかもしれない」という話を聞いてから、週末研究者をやって、自力で調査してみたいなぁと思っていまして。

「浮気」というものが、どういうものか良く分かりませんが、多分それは、「GPSのアンテナを自宅の屋根に設置する」よりは、圧倒的にマジョリティ(多数派)なのだということは、なんとなく理解できます。

取り敢えず、本スレッドに関しましては、私は「GPSアンテナを、自宅の屋根に設置した」後に回します。

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私が、「英語」「ネットワーク」「特許法」のレベルで、「浮気」を語れるようなったら、改めてご報告致します。

2012,江端さんの忘備録

ニュートリノが「光より速い」の実験結果は、装置の接続不良による誤りだった可能性があるそうです。

私は、「ニュートリノの高次元空間通過説」を期待しているので、追試による検証が待たれます。

# けど、5月の再実験は長いなぁ。

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GPSの研究をやって分かるのですが、光の速度って実際遅いんですよ。

1ナノ秒に30cmしか進まない。

はっきり言って「のろい」。

この程度の速度に拘束されて、宇宙空間の大部分に行くことができないなんて、本当に悲しいことです。

私は、ジェームズ・P・ホーガンの「創世記機械」の愛読者ですから、せめて生きている間に、亜空間移動の可能性を信じて、あの世に逝きたいのです。

それはさておき。

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仮に今回の実験が測定誤差であったとしても、GPSの時刻精度に関する関心が高まったという点は、よかったと思います。

700km離れた地点で5ナノ秒という同期精度を作り出せることに、世界は驚愕・・・していないかな。

皆、あんまり興味ないか。

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今仕事で、時刻同期のことを調べているのですが、サブマイクロ秒(100ナノ秒オーダ)の精度の信号(1パルス/秒 1PPS)を出すGPSモジュールが、1800円で購入できることを知りました。

高感度GPSで、アンテナなしで屋内で時刻同期信号を作れて、しかも1PPSのピンが剥き出しで出ているという、いたれりつくせりのモジュール。

時刻同期システムのパラダイムシフトは、意外に早くやって来るかもしれません。

(屋根を貫いて)宇宙から時刻を貰えるのであれば、QoSが常時変動するネットワークを使った時刻同期(NTP、IEEE1588等)なんぞ、不要になるからです。

なんたって、1PPSピンを具備したGPSモジュールを、機器に乗っけるだけでいいんだから。

2012,江端さんの忘備録

小惑星探査機「はやぶさ」は、5本 映画化されるそうです。

凄い話ですよね。

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昨日、「はやぶさ 遥かなる帰還」を見にいってきました。

「はやぶさ」が危機に陥いる場面での技術者達の対応が『凄い日常感』。

ネットワークエンジニアとしての私としては、

○「1bit通信」や「全空間全周波数探索」の凄さや、

○「プログラムをマシン語(×C言語等の高級言語)で記述している理由」

を、周りの席の人に解説したいという衝動に駆られました。

# 誰も聞きたくはないだろうけど。

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しかし、この映画、いわゆるハリウッド的な「感動」を求める人にはお勧めできません。

「はやぶさの正しい歴史」を、エンジニアの視点から坦々と綴った記録映画として、価値があります。

特に、「システムダウン」で青くなった経験のあるシステムエンジニアの皆さんには、強くお勧めできます。

自分達のテスト環境に感謝できます。

100メートルも離れていないテストルームに置いてある代替機で、すぐにデバッグできたり、ネットワークモニタできる。

少なくとも3600万キロメートルの彼方にあるマシン(応答時間40分)で、ぶっつけ本番のシステム再起動をする必要はないのですから。

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『この状態(供給電源が定格値を超えている)で、システムルックアップ(多分、ブートのこと)すると、システム全停(全面停止)の可能性があるぞ』

というセリフの意味を、役者さんが理解していたかどうかは不明ですが、

少くとも私は、映画館の中で青ざめていました。

2012,江端さんの忘備録

実家に一冊の本が置いてあります

「兵士たちの連合赤軍」という本です。

# 学寮の先輩の部屋にあったものを、拝借し、その後、返却していないだけです。

連合赤軍の兵隊達は著名な大学の出身者であり、基本的に善人であり、世の中の仕組みを変えて、多くの人を助けたいという理想主義者という点で共通しています。オウム真理教にしても同様です。

私は、『革命やら宗教ふぜいに救って貰おうとは思わん。大きなお世話だ』と思うけど、「人を助けたい」と思うそのマインド自体は悪くないと思っています。

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しかしですね、「人を助けたい」というマインドが、「集団リンチ」や「毒ガス散布」になるという理屈が、よー分からん。

で、私も、それらの組織の「教義」やら「方針」やら「理念」について、ちょこっと調べてみたんですよ。

いわゆるコモンセンスから逸脱すること甚しいのですが、一応、細いながらも「一本の糸」のように論理付けはできているようです。

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無理があるのは、この論理付けの中間に「善意の殺人」という概念が入り込むところです。

『教義に従って死ねば天国に生まれる→教義の名による殺人の肯定』

『革命の敵(身内も含む)を排除すれば人民の救済に繋る→革命の名による殺人の肯定』

こんなこと、今更言うまでもないことですが。布教や革命成就の為の暴力を肯定している宗教や政治結社はゴマンとあるのは、ご存知の通りです。

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ようするに、善意で構成されている彼等は、「筋の通った論理」に対抗する力がなかったと言うことです。

「論理」に対しては「論理」でしか立ち向えないというルールを作って、それを守るという律儀さがあった。

集団リンチにしろ、毒ガス散布にしろ、そこに「正当な論理付け」をされ反論ができなければ、それに逆らうことができなかった。

暴力や殺人などのテロを、無条件で「否」と言えない弱さ。

唾棄すべき弱さ。

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この時代にあって、今、我々に求められる力とは、

『あなたには、ついていけません。さいなら』

と言い放って、何もかも放り出して逃げだす勇気、

「逃走力」

かもしれません。

「転向力」といっても良いかもしれません。

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と、ここまで読んだ、あなたは、

「また、江端のあの『停滞主義』論か」

と、うんざりされたかもしれませんが、そうではないのです。

ここから、この文章の論旨は、大きく飛躍し、

「新型うつ」

の話にシフトするのです。

(続く)
http://www.amazon.co.jp/兵士たちの連合赤軍/dp/4882026996

2011

私の人生で、あれほど怖い4日間はなかった。

あの恐怖を味わうのは、もうご免だ。

2011

人間失格 (まんがで読破) [文庫] 」という、太宰の「人間失格」をコミック化したものがあるようですね。

アマゾンの「なか見!検索」で、ちょっと読んでみたのですが「悪くない」。

著書とはコンテンツを楽しむものであり、その手段は何だって良いのですから。

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先日、NHKの番組で、年配の男性が「本とは、辞書を引きながら読むものだ」というような、言っていました。

私は、『阿呆なことを言っとるなぁ』と思いましたが、まあ、それを他人に押しつけなければ、それは個人の所感として自由です。

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前にも書いたかもしれませんが、「何故、勉強をするのか」という問いに対して、私の答はいつも決まっています。

「世の中の本を、全部『ドラえもんコミック』にする為」だ、と。

図書館にある本(文学、芸術、法律、理学、社会、歴史、その他なんだって)が、や、世界中にある建物、遺跡、人物、その他が、「ドラえもん」や「ワンピース」と同じように楽しめたら ――

どこにいたって、何をしていたって、人生は、どこだって「漫画喫茶」であり、「映画館」であり、「カラオケボックス」であり、そして「ディズニーランド」となるはずです。

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じゃ、お前は、今「ディズニーランド」の中にいるのか、と問われれば、

『通信パケットの挙動を突きとめて、作成した通信ドライバの最初の通信に成功した時』や、『ゼミ試験で良い点数が取れて、帰宅している時』などは、

拳をグルグル回しながら、軽やかなスキップをしてしまう様な「ウキウキ感」はあります。

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しかし『24時間いつでもディズニーランド』とするには、まだまだ勉強が必要そうです。

2011,江端さんの忘備録

『「リーダーシップを張れる政治家」が望まれている』と言われ続けていますが、私は、このフレーズ、かなり嫌いです。

65年程前に、

○カリスマとリーダシップを発揮し、
○戦後の復興を見事に成しとげ、
○欧州で突出した経済力を発揮し、
○公共事業を次々と打ち出して、失業率をかつてないレベルにまで低下させ、
○軍事力の増強を図り続け、米国や周辺の大国を威嚇し、国際発言力を爆発的に向上させた、優れた政治家がいました。

アドルフ・ヒトラー

という人物です。

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尖閣諸島問題や、北方領土問題、竹島問題、米軍基地問題で、

『我が国政府が、弱腰外交をしている』

と言われていますが、そんなこと「あったり前」じゃないですか。
馬鹿じゃなかろうか。

我が国は、

「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」

と、国家の最高規範である憲法で規定しているのです。

ピストル持っている相手に、「俺は正しい」と素手で立ちむかえば、撃ち殺されるに決っています。

『弱腰外交』が嫌なら、憲法第9条を撤廃(×改正)し、軍隊(×自衛隊)を設立し、核武装をするような政策をぶち上げて、世論を、その方向に誘導しなければなりません。

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リーダシップを持つ政治家が、そのまま、再軍備をする政治家になる、というのは短絡すぎており、論理破綻していることは認めます。

しかし、「リーダシップを持つ政治家」というのは、恐しいリスクを持っているということくらいは、当然に認識しておくべきです。

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私は、

○平和憲法を維持し、
○弱腰外交を支持し、
○のらりくらりとその場対応を続ける政治家を支援します。

別に、かっこよくて、マッチョな国家にならなくても、良いと思うし、そういうスマートな政府も期待していません。

我が国は、ドラえもんの「のび太」の生き方に学べば良いのです。

2011,江端さんの忘備録

昨年、たまたま「椿山課長の七日間」を地上波で見ました。

先日、図書館に入庫していたので文庫を借りてきて読みました。

「原作も良いなぁ」と思って、嫁さんに勧めたら、いたく感動したらしく、そのまま映画もDVDで借りて見てしまったそうです。

酷く怒ってしまっていました。

『映画が、原作の感動に遠く及ばない!』

『そうかなぁ、あの話を、よく映画として纏めれたなぁと、私は感心したけどね』と、私は応えましたが。

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えっとですね。これは単に順番の問題なのです。

◯「原作」→「映画」の順番で見ると、大抵腹が立つ。
◯「映画」→「原作」の順番でみると、概ね不満はないが、新鮮感がなくなる

これは、著者の原作の持つ力が、凄く大きいからだと思います。

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私が、娘の姿にオーバーラップさせて大号泣してしまった

「日輪の遺産」

が、映画化されており、本日、映画館にいってきました。

いい映画でした。

出演者も演出も最高。

よくここまで、原作を生かし切ってくれた。

心から感謝です。

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でもね。

やっぱり不満が残るんですよ。

『ああ、違う。ダグラス・マッカーサーは、そこは、そういう演技じゃねーんだよー!』

『最後のシーンは、そうじゃねーんだ。もっと、荘厳で、畏れで近づけないような、なんというか、その、なんちゅーんだ、違うんだーーーー』

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難しいですよね。

◯原作読まなければ、映画に行こうと思わないだろうし、
◯原作読むと、演出に不満が残るし、

著作物を愛する気持ちは、愛憎・タイミング、入り乱れて、まあ、なんというか、

そこが、面白い。

2011,江端さんの忘備録

私は愛想が悪いですし、仕事をしているとき「黒いオーラ」を出していると、家族全員が証言しています。

確かに、仕事中の私に声をかけるのはリスクがあるかもしれない。

「いらんこといって怒られたら損だ」と思うのは、ある程度やむを得ないと思います。

特に、若手研究員が、古参の主任研究員にプライベートな話をすることに、躊躇があるというのも理解できます。

しかし・・・、しかしだ。

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○「時をかける少女(筒井康隆)」「無限回廊(小松左京)」「未来からのホットライン(ジェームズ・P・ホーガン」「果てしなき流れの果てに(小松左京)」「JIN(村上もとか)」、その他多数の、時空間を取り扱う著作または映画・ドラマに関して、数多くのコメントを発表してきたこと。

○私が前世紀(1999~)から、時空間に関するメッセージ通信の研究を続けてきたこと

○「過去へのメール転送」という概念の特許発明の発明者であるということ

を、知っているハズだ。

# いや、知っていなければならない。

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なのに、若手研究員の諸氏は、何故、この私に、

アニメ「シュタインズ・ゲート」

のことを教えなかったか。

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先日の深夜、偶然に第22話を見て、大パニックを起こしてしまいました。

慌てて、著作権管理の甘い隣国のビデオサーバにアクセスをして、第1話から第21話までの全話を、自宅LANのルータのLEDが凄い勢いで点滅しているのを確認しながら、パソコン4台のCPUが振り切れているのにも構わずに(実際に2台がダウンした)、突貫的に視聴を続けました。

この3日間、私の平均睡眠時間は4時間を切っています。

当然、この後、正当なルートでDVD等も入手し、家族にも視聴を強制する予定です。

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それにしても、見事だ。

ここまで周到なタイムパラドックスを考案したこと、そして、そのタイムパラドックスの解除方法をも提示していること。

そして、その解除方法が、魔法のような手段ではなく、本当に「泥臭く」「人間臭く」、そして「説得力がある」こと。

私の中では、文句なしに、最高の「時空間アニメーション」と評価できます。

# 秋葉原で登場するビル、毎週のように通っているしなぁ(事業部が入っている)

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という訳で、特に、若い皆さん。

「時空間」を取り扱うコンテンツであれば、それが何であれ、その内容、種類、メディア、公序良俗、いずれの条件にも拘束されることなく、躊躇なく私に報告して下さい。

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それはそうと、「D-mail」を発明したのは、岡部倫太郎でもなく、牧瀬紅莉栖でもありません。

私です。

しかも、「世界線を移動させることなく、過去にメールを送れる」という、優れた効果もあります。

日本と米国で、特許権成立しています。