2020/07,江端さんの忘備録

先日の車の中での、嫁さんと会話です。

I had a conversation with my wife in the car the other day.

江端:「先日、中田敦彦先生のyoutube大学でね・・・」

Ebata: "The other day at Youtube University with Professor Atsuhiko Nakata..."

嫁さん:「ふーん、中田敦彦『先生』なんだ」

Wife: "Hmm, "Professor" Atsuhiko Nakata"

と、ちょっと冷やかされてしまいましたが、私、尊敬する人には、思わず「先生」を付けてしまうクセがあります。

She ridiculed me a little, however, but I have a habit of respecting anyone who I have respected.

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中田敦彦さんの、YouTubeによる講義に対しては、各種の批判もあるようです。

There seems to be various criticisms of Mr. Atsuhiko Nakata's lecture on YouTube.

私も、技術分野の講義については、いくつかの間違いを指摘することはできます。

I can also point out some mistakes regarding technical lectures.

それに、中田敦彦さんの講義は、基本的には、他人の著書の内容の紹介です。

Moreover, Mr. Atsuhiko Nakata's lecture is basically an introduction of the contents of other people's books.

そういう意味では、「中田敦彦さんの独自性は少ない」とも言えるかもしれません。

In that sense, it may be said that “Atsuhiko Nakata's originality is small.”

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しかし、それらを勘案して、なお、中田敦彦さんの講義は、

However, taking these into consideration, Mr. Atsuhiko Nakata's lecture includes

■20~30分の講義をずっと集中させ続ける話術

(1)Speaking skills that keep me focused on the 20-30 minute lecture

■白板一枚のみで説明する要約力

(2)Summary potential to explain with only one white board

■講義のポイントを5つ程度のターゲットに絞り込む情報量圧縮技術

(3)Information compression technology that narrows the points of the lecture to about five

■独自の視点(現在の人間や政治や常識などのあてはめ等)から課題をクリアにする差分比較技術

(4)Comparative technology that clears issues from a unique perspective (e.g., fitting of current people, politics, common sense, etc.)

などの、プレゼンテーションのメソッドが全て含まれています。

like all presentation methods.

研究員としての私も、講義の内容は言うに及ばず、発表(プレゼンテーション)手法としても、大変勉強になります。

As a researcher, I can learn the excellent presentation methods, needless of the contents of the lectures.

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加えて、

In addition,

■(私の分かる内容(技術分野)から勘案すると)、講義の内容の8割~9割は正しい

80% to 90% of the lecture content is correct (considering from what I understand (technical field))

これは専門分野でない人のプレゼンテーションとしては、驚異的に高い数値です。

This is a surprisingly high number for a non-specialist presentation.

なぜ、私が「驚異的に高い」ことが分かるか、というと、ちまたの「技術ライター」と言われている人間の書いているコンテンツのデラタメさと比べれば、(私には)明らかだからです。

The reason why I find "surprisingly high" is clear (to me) compared to the cruelty of the content written by humans, who are also known as "tech writers".

そして、中田敦彦先生のyoutube大学の、圧倒的な価値は、

And the overwhelming value of Prof. Atsuhiko Nakata's youtube university is

■「もっと知りたい」という気持ちを起こさせる。

"Let me want to know more"

この一点に尽きるでしょう。

This will be one point.

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中田敦彦先生のYouTube大学は「きっかけ」に過ぎません。

Professor Atsuhiko Nakata's YouTube University is just a "chance".

そこから、自分の興味で勉強を始めることで、この講義の価値は完成します。

From there, the value of this lecture is going to finish, by starting your studies with your own interests.

2020/07,江端さんの忘備録

昨日、都知事選挙の期日前投票に行ってきました。

Yesterday, I went to vote in the Tokyo gubernatorial election before the deadline.

終了(17:00)の30分前にいったので、投票所は、結構混雑していました。

I got to the polling station 30 minutes before the end (5:00 p.m.), so it was pretty crowded.

感染リスクの観点から言えば、良くない行動だったかな、と思います。

From an infection risk perspective, it was a bad activity, I guess.

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さて、選挙については、すでに何度も述べているように、

Now, as I've already said many times about elections,

■今回も、"数値"で語る候補者はいなかった

"Again, there were no candidates to talk with numbers"

予算と人数を叫ぶだけの候補者はいたが、その「効果」をスペックアウトした候補者は一人もいませんでした。

There were candidates who only screamed about budget and number of people, but none of them had spec-out their "effects."

- これだけの予算を投入すれば、感染率をこの程度に維持できる

"Effect of infection rate control on budget input"

とか、

- これだけの補助金を投入すれば、廃業をこれだけのパーセント落せる

"Effect of business closure on the input of subsidies"

とか、

or

- で、これらの予算と補助金は、ここ(国家予算、税金等)からぶんどってくる

"Source of these budgets and subsidies (national budget, taxes, etc.)"

とか、

そういう話は一切なかったですね。

After all, I could not hear the above stroies.

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で、まあ、そういう話がないのは、ある意味、当然と言えます。

Well, in a sense, "no story" is natural. Because they know

―― ちゃんと計算すれば(たぶん計算するまでもなく)、投資に見合う効果が得られない

"If they calculate properly (maybe even without calculation), people will not get the effect corresponding to the investment"

ことが分かっているからです。

あるいは、「当選したら、後のことは後でなんとかなる」と思っているのかもしれません。

Or maybe they think, "If I win, the rest will be done later."

とりあえず、「具体的な数値を口にすること」は、立候補者にとっては、禁忌中の禁忌です。

For the time being, “to speak concrete numbers” is the biggest contraindication for candidates.

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となれば、私のようなシニアにとって、選ぶべきポイントは、「面倒なことは考えたくない」「何か新しいことに賭けたくない」です。

Then, for seniors like me, the points to choose are "I don't want to think about troublesome things" and "I don't want to bet on something new."

これは、以前、「地球温暖化対策の本質は、"面倒くさい"を回避することにある」と書いた通りです。

This is as I wrote before, "the essence of global warming countermeasures is to avoid "troublesomeness"."

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そして、もっとも重要なポイントは、「未来の日本や若者がどうなろうが、私の知ったことか」です。

And the most important point is "I don't care of future Japan and young people at all"

この国とこの国の若者のリソースを喰い尽して、自分の老後を担保する ―― 私の関心はこの一点のみです。

Securing my old age by exhausting the resources of this country and the youth of this country-this is my only concern.

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という訳で ―― 雨も降っていることですし、感染リスクも怖いですよね。

So, it's raining and the risk of infection is scary.

政治に興味のない方、特に、若い世代の方は、今日も"Stay Home"で、投票はボイコットしましょう。

If you're not interested in politics, especially the younger generation, don't go to vote and "Stay Home", today.

2020/07,江端さんの忘備録

私は、色々な予測をして、そこそこ当ったり、外したりしています。

I make various predictions and hit or drop them fairly.

私は、緊急事態宣言が発令(4月16日)される約1週間前に、以下の内容を公開していました。

About one week before the declaration of emergency was announced (April 16), I published the following contents.

====== ここから ======

■駅のホームで抱きついて大声でしゃべっている大学生や、

College students hugging at the station platform and talking loudly,

■居酒屋で、対面になって、酔っ払って、唾を吐き散らしながら、上司のグチをぶっている社会人は、

Adults at a pub, face-to-face, drunk, spitting, and swearing by her boss

―― 殴り倒して良い

"You can beat them down"

と、思っています。

====== ここまで =====

これについては、「予想が当たっていた」と思っています。

I think "I was right".

今となっては、上記の行為は、当然のタブーですが、あの時は、これが白い目で見られるほどのことではなかったのです。

The above acts are now taboos of course, but at the time they were not treated so derogatory.

それはさておき。

That aside.

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最近、これまでのhtmlベースのサイトに加えて、WordPressのサイトの運用も始めています。

Recently, in addition to the existing html-based sites, I have started operating WordPress sites.

当初、WordPressへの全面移行をしようかとも思ったのですが、移行作業があまりにも面倒くさいことになるのが分かったので、同時運用にしました。

At first, I was thinking of doing a full migration to WordPress, but I found that the migration work would be too cumbersome, so I decided to use them simultaneously.

私、長い間、htmlベースで、全部手作りでWebサイトを作ってきたので良く知らなかったのですが、WordPressのようなWebサイトツールは、運用がラクチンです。

I've been making websites entirely by html-based for a long time, so I didn't know it well, but website tools like WordPress are easy to operate.

特に、ハードコピーが楽です。リンクなど張らずに、ドラッグ&ドローで、コピペできるので、助かります。

Hard copy is especially easy. You can copy and paste by dragging and drawing, without linking scriptions, so it will be helpful.

あと、PC用とスマホの画面調整なども、勝手にやってくれるのも嬉しいです。

Also, I'm glad that these tools will do screen adjustments for PCs and smartphones without permission.

あと、サイト内の検索エンジンンも優れていて、キーワード一発で、自分のメモに辿れるのが素敵です。

Also, the search engine on the site is excellent, and it's nice to be able to follow my own memos with a single keyword.

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私は自分のWebサイトを、自分のメモとして使っています。

I use my website as my memo.

最近も、GIS関連ツールに関して、2年前に残してきた私のメモが、何よりも「私」を助けてくれました。

More recently, my notes about GIS tools that I left two years ago helped me more than anyone else.

毎日、新しいことをやっていれば、古いことはどんどん忘れていかなければなりません。

If I am doing new things every day, I have to forget about the old things.

そんな時、数行のゴミのようなプログラムでも、1ラインのコマンドのサンプルでも、それさえあれば、たちまち、過去の記憶に遡ることができるのです。

At that time, with just a few lines of garbage programs, a sample of one-line commands, and so on, I can quickly trace back to the memory of the past.

私にとって、私のWebサイトは、「タイムリープマシン」そのものです。

For me, my website is the "timeleap machine" itself.

つまるところ、技術関係に関しては、

After all, regarding technology,

―― 私を助けてくれるのは、過去の私(のメモ)

―― What helped me was my memo in the past

と言えます。

is true.

まあ、それと、同じネタで日記を書かないようにする為のチェックリストでもあります。

Well, it's also a checklist to avoid writing diaries with the same topic.

誰からも責められることはありませんが、やっぱり恥しいです。

No one blames me, but I'm still embarrassed.

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私のWebサイトでは、第三者への情報提供はスコープ外です。

On my website, providing information to third parties is out of scope.

ひらすら"私益"が目的です。

The purpose is "private interest".

もっとも。私が困ったことは、他の人も困っている可能性が高いので、公開すれば、誰かを助けることになることもあるでしょう。

それに、私が私のメモを公開したとことで、別段、他人の迷惑になることもないでしょう。

In addition, it's not annoying to anyone else because I published my memo.

ただ、最近、"COCOA"アプリでガセネタを書いてしまった時には、迷惑をかけてしまったかもしれません。

However, it may have been a nuisance when I recently wrote a disinformation in the "COCOA" app.

あの時は、外部の人がメールで指摘してくれて、大変助かりました。

At that time, an outsider pointed me out by email, which was very helpful.

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ともあれ、こういうメモを残しておくと冒頭のように、「いい感じで、未来予測をしていた自分」を自慢することができます。

Anyway, if I leave a note like this, I can brag about "I was a good person and was predicting the future" as at the beginning.

もちろん、外した予測も数多くありますが ―― そっちについては「あえて黙っています」。

Of course, there are a lot of predictions that I missed, however, I'm deliberately silent about that.

2020/07,江端さんの忘備録,江端さんの技術メモ

先月、AWSから、こんな請求書が来て青冷めました。

練習用のEC2を立ち上げておいただけで、5000円以上持っていかれました。

そもそも仕事で使うAWSの練習用のAWSで、5000円以上も自腹を切らわされるのは、なんとも業腹です ―― しかし、会社の飲み会で、まずい飯とつまらん会話で8000円支払わされること思えば、圧倒的に安いとは思いますが。

で、面倒なので、練習をしていない時は、EC2を落すようにしました(下記参照)

今月の支払いは、以下のようになりました。

まあ、200円弱くらいならいいかな、と思いました。

勉強や練習でEC2を使っている人は、こまめにEC2を落しましょう。

2020/07,江端さんの忘備録

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

私、かなり真剣に「結婚数理学」とか「結婚統計学」みたいな分野が立ち上がってもいいんじゃないかな、と思っているくらいです。

I'm pretty seriously thinking that it would be okay if a field like "mathematical math" or "marriage statistics" was launched.

これは、結婚という現象をマスから観測するものであり、「マクロ結婚学」と称呼しても良いと思います。

This is to observe the phenomenon of marriage from the mass, and I think it may be called "macro marriage science".

比して、「婚活サイト」の方は、個人の資質や振舞いから見た結婚アプローチであり、「ミクロ結婚学」と言えるでしょう。

In comparison, the "marriage site" is a "micro marriage science" approach to marriage based on personal qualities and behaviors.

マクロとミクロから考えてみると、

Considering from the macro and the micro, I think,

■結婚をマクロで見るのは、政府の少子化対策担当者くらいだろう。

- The only people who see marriage in a macro are those in charge of measures against declining birthrate.

■婚活をしている多くの人にとっては、『他人の結婚なんざどーでもいい』はずであり、究極のミクロ視点で正しいと思う

- For many people who are in marriage hunting, they might think "I don't care of others marriages", so, if they are acting based on the micro, it is natural.

■結婚した人も、結婚をしなかった人も、したい人も、したくない人も、他人のことなんぞ、ほっとけばいい

- Married people, not married people, people who want to do or not to do should ignore others.

と思っています。

では、江端にとって、どんな人間に興味があるのかと問われれば、

Then, if asked what kind of person I am interested in,

「日記のネタを提供してくれる人」

"A person who provides diary tips"

この一言に尽きます。

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まとめますと、

In summary,

■「婚活サイト」の広告の内容は、非常に妥当であり、

The content of the advertisement for the "marriage hunting site" is very reasonable,

■他人の結婚をマクロな視点から語る人物というのは、「極めつけの低能」である

A person who talks about the marriage of another person from a macro perspective is "extreme incompetence."

ということです。

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ところで、話は変わりますが、

By the way, the story changes,

先日、

The other day, I wrote a diary

さあ、この対応、何日で返事がくるか? あるいは黙殺されるか?

Now, how many days does it take to respond to this response? Or will they ignore me?

という日記を掲載しましたが、市役所から返事を頂きました。

After that I got a mail from city hall.

週末は営業日と換算しないとして、応答までの日数は「1日」でした。

Assuming that weekends are not converted into business days, the number of days until the response was "1 day".

『市役所、なかなかやるな』と、感心しました。

I was impressed, "the City hall, pretty good"

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まだ、私は、市役所の、いわゆる「ペルソナ・ノン・グラータ」リストには入っていない、と信じていますが。

I don't believe that I am a so-called "Persona Non Grata" against the city hall.

2020/07,江端さんの忘備録

同僚:「その人は結婚しているのか?」

Colleague: "Is the person married?"

と聞かれることがあります。

may ask me sometimes.

江端:「知らん。聞いたことないし、興味もない」

Ebata: "I don't know. I've never heard of it and I'm not interested."

と、私は答えています。

has answered.

これ、フリではなく、私は心底、他人に興味がなく、さらに言えば、その人の「結婚」なんぞに、全く興味が湧かないのです。

This is not pretending, and I'm really not interested in other people, and moreover, I'm not interested in that person's "marriage" at all.

そういう感性を、どっかに置き忘れてしまったかのようです。

It seems that I have left that kind of sensibility somewhere.

その人間の「家族」に至っては、本当にどーでもいい。

When it comes to the human "family," I really don't care.

飛行機の中で、子どもや孫の写真などを見せてくる外国人は、少なくなかったです。

There were many foreigners showing me photos of children and grandchildren on the plane.

こんな時、私は、「彼らの期待通りの反応をして上げられなくて、申し訳ない」という気持になります。

At times like this, I feel like "I'm sorry I didn't get the reaction you were expecting".

―― 被写体に未成年らしき人間が映っている写真

"A photo of a human subject that appears to be a minor"

以外の感想、一切なし、です。

I have no other impressions.

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最近、Webブラウザに「婚活サイト」の広告がよく出てきます。

Lately, I've been seeing a lot of ads for "marriage activity sites" in my web browser.

まあ、最近はターゲティング広告が殆どですので、ある広告を見れば、芋づる的に同じような広告が出てきます。

Well, these days most of the ads are targeted, so if I look at a certain ad, a similar ad will appear easily.

例えば、エロサイトの広告が頻繁に出てくる場合、その人がエロサイトの広告を見ていることの証拠となります。

For example, if I often see ads for erotic sites, it's evidence that I am watching ads for erotic sites.

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ということは、私が「婚活サイト」の広告を良く見ていることになりますが ―― まあ、見ているかもしれません。

This means that I often look at ads on "marriage hunting sites", well, maybe you are.

結婚というのは、机上/数値シミュレーションとして、なかなか興味深い分野なのです。

Marriage is, a as desktop/numerical simulation, very interesting field

(続く)

(To be continued)

2020/07,江端さんの忘備録

私、将棋のルールを、完全に知っているとは言えません。

I can't say that I know Shogi rules completely.

週末のNHKの将棋対局は、3秒でチャンネルを替えます。

NHK's Shogi games on the weekend change channels in 3 seconds.

誰が何の将棋のタイトルを取ろうが、全く興味ありません。

No matter what Shogi title whoever gets, I'm not interested at all.

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ところが不思議なことに、将棋のコミックやアニメは、かなり好きです。

However, mysteriously, I really like Shogi comics and anime.

「将棋めし」「リボーンの棋士」「3月のライオン」「りゅうおうのおしごと」なんでもござれです。

"Shogi Meshi", "Reborn Shougi Player", "March Lion", "Ryuou's Work", etc.

自分でも良く分かりません。

I'm not sure for the reason.

「二人零和有限確定完全情報ゲーム」

"Two people zero sum limited to determine the complete information game"

だからなぁ、と思うこともあるのですが、それなら、「囲碁」だって、「チェス」、「オセロ」だって好きになってもいいはずです。

I sometimes think that the reasons are natures of the game, however, I also think "Go", "chess", and "Othello" are also acceptable.

それに、将棋だって「千日手」みたいな、ルールが決っていない、例外もあります。

Also, Shougi also has exceptions, like a rules of "Sennichite".

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勝負ごとに手を出せない、私のようなヘタレにとっては、「零和ゲーム(勝ちと負けが確定的に決まるゲーム)」に人生を賭ける人間に対して、憧れがあるのかなぁ ―― などと、考えることがあります。

I think that for for cowards like me, who cannot bet my life for a game, I have a longing for a person to bet on their life in a "zero-sum game (a game in which winning and losing are definitely decided)"

2020/07,江端さんの忘備録

先週の日曜日、期日前投票をする為に、嫁さんと長女を伴って、指定の施設に行きました。

Last Sunday, I went with my wife and senior daughter to a city facility to vote before the deadline.

運動不足解消も兼ねて、片道30分を歩くことにしました。

We decided to walk 30 minutes each way to get some exercise.

場所も時間も正しかったのですが、期日が早すぎました。

The location and time were correct, but the date was wrong.

投票日は7月5日、期日前投票の開始は6月30日からでした。

Voting day was July 5, and pre-voting began on June 30.

勝手に「10日くらい前から」と決めつけていた私が悪いのですが ―― しかし、そんなに短期間だったかな?

I was wrong to decide "from 10 days ago" unilaterally, however, was it such a short time?

私は、毎回、期日前投票をしているので、今回の期間には違和感を感じました。

I feel uncomfortable with this time period because I have pre-voted every time.

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ちょっと調べてみました。

I searched a little.

公職選挙法の第48条の2第6項6号に、第39条の読み替えがあって ―― 早い話が、

There is a replacement of Article 39 in Article 48-2, Paragraph 6, Item 6 of the Public Offices Election Law, anyway,

市役所だけは、公示の翌日からやらなければならないけど、それ以外の投票所については、「市町村の選挙管理委員会の指定した期間」と、選管の裁量に任されているようです。

Only the city hall must start from the day after the announcement, however, regarding other polling stations, it seems that it is up to municipal election committee that means, "the period decided by the municipal election committee".

『コロナ禍の影響で期間を短くしたのかなぁ』とか思いましたが、さらに調べたてみた結果、行政区で対応がバラバラのようです。

I wondered if they shortened the period due to the corona disaster. As a result of further investigation, it seems that the administrative districts have different responses.

例えば、足立区は「(コロナ禍の感染リスクを減らす為に)前回の全期間受付は1カ所だったが、今回は10カ所すべてを全期間開ける」としているようです。

For example, Adachi Ward has decided to open all ten locations for the full period of time this time, whereas the previous time, only one location accepted applications for the full period of time (in order to reduce the risk of transmission of corona virus).

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まあ、本件、家族で、1時間弱の散歩をしただけのイベントとなりました。

Well, this event was for my family to walk for less than an hour.

なんか悔しかったので、途中のスーパーで、特に必要もない「サバの切り身」と「納豆」を購入して帰宅しました。

I was frustrated, so I went to a supermarket on the way and bought some mackerel fillets and natto (fermented soybeans) that I didn't need. And then we went home.

2020/06,江端さんの忘備録

週末、ホームページで、営業日時と時間を調べてから、嫁さんと市民プールに行きました。

At the weekend, I went to the public swimming pool with my wife after checking the website for opening times and hours.

しかし、施設の窓口で「土日はお休み」と言われました。

However, I was told at the facility's office that they are closed on weekends.

無駄と知りつつ『ホームページを調べて来たのだけど』と抗議をして、やむなく帰宅しました。

Knowing it was useless, I complained, "we came to check the website" and then we were forced to go home.

実は、以前にも、プールの営業時間変更も更新されていなかったので、すでに市役所には抗議のメールを送付していました。

In fact, I had already sent an email to City Hall protesting the change in the pool's hours of operation, as it hadn't been updated previously.

「市役所の対応済み」を信じた私が、「間抜け」だったということになります。

I was "dumb" for believing that "City Hall has already handled it.

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市役所も、コロナ禍対策でてんてこ舞いだろうし、ホームページの更新に手が回らない、という苦しい事情は理解できます。

The city hall must be busy with measures to deal with the corona epidemic, and I can understand the difficult situation that they have not been able to update their website.

しかし、折角の「市民からの通知」を活かさないことは、問題あると思います。

However, I think there is a problem with not taking advantage of the occasional "citizen's notice".

ただ、私、この理由、分かっています。

But I know the reason for this.

『ホームページの更新なんぞ、3分もあれば足る(あるいはコロナ対策ページに誘導するリンクを1行付ければ足る)』と思うのですが ――

It would take me 3 minutes to update the home page (or one line of link that takes people to the anti-corona page).

実際のところ、市役所の職員は、専門の業者の手を通さねば、ホームページの更新ごときができないのです。

As a matter of fact, City Hall employees have to go through a professional contractor to update their website.

正確に言えば、

To be exact,

(1)稟議上(あるいは契約上)の手続で、職員にホームページ作成の権限がない

(1) The staff does not have the authority to create the website due to a request for approval (or contractual issues).

か、

(2)職員にホームページ作成のスキルがない

(2) Staff do not have the skills to create a website.

のいずれか、あるいは、その両方です。

Either or both.

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私、もの凄く心配しています。

I'm terribly worried about it.

これから、台風や水害、それに地震などが発生すれば、市民にとって、市役所のホームページからの災害情報や避難情報は、「最後の砦」です。

From now on, if a typhoon, flood, or earthquake occurs, disaster and evacuation information on the city hall's website will be the last line of defense for the citizens.

ホームページの最新の情報は、現場担当者がその場の判断で、それこそ、分単位で更新して貰えなければ、本当に困るのです。

The latest information on the website needs to be updated on a minute-by-minute basis, by the field personnel at their discretion.

しかし、市役所は、リアルタイムのホームページの更新に、きちんと対応できるのでしょうか?

But will City Hall be able to respond properly to real-time website updates?

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正直なところ、文部科学省には「プログラミング教育」なんぞより、子どもには、「htmlファイル(テキストファイルでも構わん)の作成と、サーバへのアップロード」を教育要領に入れて欲しい。

Honestly, I wish the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT) would include "creating html files (or text files)" and "uploading to the server" in the educational guidelines rather than "programming education".

私は、市役所の職員に、ホームページ作成のスキル向上なんぞは期待していません。

I don't expect City Hall employees to improve their web site development skills in any way.

せめて、ブログ型のテキストベースの情報発信ぐらいは、できるようにしておいて欲しいのです。

At the very least, I hope that they should be able to send out text-based information.

かっこをつけている場合じゃありません。

This is not the time to be cool.

行政の貧しい情報開示リテラシーで、情報不足→被災→死亡などとなったら、私は、泣くにも泣けません。

I will not be able to even cry with the administration's poor disclosure literacy by a lack of information, disaster, death, etc.

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さて、私、上記のクレームを、本日、市役所にメールで送付して『対応が終ったらメールで連絡下さい』と付けておきました。

Well, I, I emailed the above complaint to city hall today and added, "please email me when you're done responding".

さあ、この対応、何日で返事がくるか? あるいは黙殺されるか?

Now, how many days does it take to respond to this response? Or will they ignore me?

その結果は、近日中にお知らせします。

The results will be announced soon.

2020/06,江端さんの忘備録

以前、「臨場感システムを作る」という話をしました ―― が、すでに作られていました("#ひとり大声援"で検索)

I talked about the "realistic sensations presence system" before -- but it was already in the works ("#Loud Cheer")

しかも、システムエンジニアでもない、アマチュアの方にです。

by not a professional engineer but an amateur.

もっとも、このシステムは、正しい意味での「臨場感システム」ではありません。

However, this system is not a "realistic sensations presence system" in the proper sense of the word.

双方向もなく、リアルタイムでもなく、単に応援映像を同期を取って、合成するだけのシステムです。

The system is not bidirectional or real time, but simply synchronizes and composes the cheering video.

それでも、この応援映像は、無人観客で開催される野球場の電光掲示板に表示されることになったそうです。

Still, the cheering video will be displayed on an electronic billboard at the baseball stadium, which will be held in an unattended audience.

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このシステムが、私に与えた衝撃はハンパではなかったです。

The impact this system has had on me has been tremendous.

私がショックを受けたのは、「技術」ではなく「着想」です。

What shocked me was not the "technology" but the "inspiration".

双方向、リアルタイムで、キチンと閉じたシステムしか考えられなかった私は、「一方的に応援歌を届ける」という発想に全く至れなかったのです。

I could only think of a two-way, real time, neatly closed system, and I could not come up with the idea of "delivering a one-way cheer" at all.

もちろん、私でも同程度のシステムやコンテンツを作ることはできたかもしれませんが、それは大した問題ではありません。

Of course, I could have created the same level of systems and content, but that's not a big deal.

「一方的に応援歌を届ける」という野球ファンの思いと、そしてそれを感謝を込めて受けとる球団の思いを、私は、1mmも気がつくことできなかった ――

I couldn't have noticed that both the desire of baseball fans to "deliver a one-sided cheer song", and the thought of the team receiving it with gratitude.

これは、社会システムを考えなければならない研究員にとっては、致命的な失点であると言えます。

This is a fatal flaw for researchers who have to think about social systems.

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もっとも、このシステムを提案したところで、会社が事業ベースで開発をすることはなかったと思います(ペイしないから)

I don't think the company would have been able to develop this system on a business basis (because it wouldn't pay).

また、私が、週末エンジニアモードで、開発のContributorになる、ということもしなかっただろうと思います(私、プロ野球に興味がありません)。

I also don't think I would have been an development contributor in weekend engineer mode (Because I'm not interested in professional baseball).

しかし、この一件、「無償の行為」という考え方を持てなかった、私の完全な敗北です。

But for this case, I am completely defeated because I couldn't have the idea of a "gratuitous act".